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生産技術開発

技術開発センター
化学プロセス開発グループ

2017年入社

工学研究科
化学工学専攻修了

社内の生産現場が抱える
課題の解決や生産の最適化を図る

産プロセスの開発のほか
現場の相談役としての側面も

私たちの業務であるプロセス開発とは、ひとつは研究所が出した成果をもとに、その成果を工業化するための装置やプロセスを形にしていくものです。また、生産現場における大小さまざまな課題やトラブルの解決に向けて現場へのアドバイスも行います。その意味で技術開発センターは、社内の生産現場に対するコンサルタントのような側面も持ち合わせていると思います。私の現在の仕事内容は、樹脂を溶融・成型するための「押出機」という設備の中で起こる現象や原理の調査・解析で、押出機を利用する各部署の課題解決や条件の最適化検討に取り組んでいます。

解なトラブルを解決し実感した
技術者としてのステップアップ

入社2年目までは、押出機に関する知識を身につけるのに手いっぱいで、会社に貢献している実感がなかなか得られませんでした。そんな中、迎えた入社3年目に「押出機を使っても樹脂が溶けない」というトラブルが発生しました。このとき、押出機の中の樹脂の傾向を解析し、トラブルの要因と考えられる指標を推定して対策を実施。すると、それがトラブルを解決するための糸口になりました。上司から「よくやったね」と褒められたのですが、実はこの上司は滅多なことでは人を褒めないんです。それだけに「ようやく認めてもらえた」という思いが込み上げ、技術者として一歩前進できたと実感しました。

後のさらなる飛躍に向けて
できるようになりたいこと

入社10年目くらいまでに、生産プロセス全体が設計できるようになりたいです。目標を達成するために求められる力はさまざまですが、知識・技術以外の部分では、まずは多くの人を巻き込んで仕事ができるようになることが第一だと思います。今の部署でいうと、私は押出機に特化していますが、ほかにも蒸留塔に特化している人、製膜機に特化している人など、さまざまな専門性を持った人たちが集まっています。そうした人たちの力を借りながら、これまで自分の業務のことだけに集中していた視線を他の人の業務にも向けられるようにする。それができるようになって初めて、目標に到達するための足がかりが得られると考えています。

Off

私のOFFの過ごし方

料理や読書、旅行など趣味はインドア、アウトドア問わず多彩な方なので、休みの日はいろんなことをして過ごしています。少し前には、スウェーデン出身の友人の結婚式に参加するためにストックホルムに行きました。日本とヨーロッパでは休日がまったく合わないので、年休を5日くらい使ってまとまった休みを取り、人生初のヨーロッパを満喫。見聞きすることすべてが新鮮で、素敵な時間を過ごせました。

Culture

私が見つけたクラレの文化

話し合いや議論の際、上司や先輩方の言葉の芯には「その技術は確かなものか?」「それは原理原則に基づいているのか?」といった問いが常に込められています。優しく穏やかな人が多いのですが、自分が納得しない限りYESと言わない人たちが集まっているんです。だからこそ、自分の考えを発信して納得してもらえると「この考えは間違っていないんだ」という安心感があります。

各社員の所属・内容は取材当時のものです。

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