人権の尊重
人権方針
クラレグループのグローバルな事業活動において、私たちが品格と敬意をもって全てのステークホルダーの人権を尊重するための基礎とするものとして、「クラレグループ人権方針」を2024年3月に取締役会の承認を経て制定しました。
クラレグループでは人権の尊重について、「クラレグループ行動規範」において事業活動に関わるすべての人々の人権を擁護し、一人ひとりの尊厳と価値を尊重することを掲げています。 「クラレグループ人権方針」は人権の尊重をより具体的に明文化することで、クラレグループのすべての役職員が各々の行動に反映していくことを目指し「世界人権宣言」や「労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言」等の国際的に認められた人権に関する規範に基づき制定されました。私たちは人権の尊重を企業における責任の中核をなす要素と考え、真摯に人権尊重の取り組みを実践していきます。
社内体制
2024年5月に人権デュー・ディリジェンスタスクフォースを立ち上げ、組織横断で人権尊重に関する戦略や施策について討議を行っています。活動および討議結果は経営会議やリスクコンプライアンス委員会に報告しています。
今後の取り組み
人権デュー・ディリジェンスの一環として、2025年1月に日本国内のクラレグループで働く方を対象に人権に関するアンケートを実施しました。このアンケートを通じ企業が尊重すべき人権が負の影響を受けていないか、人権侵害に関するリスクを評価・分析し、リスクの防止や軽減に向け対策を図っていくことを目指しています。同アンケートは今後グローバルでも展開、実施していく予定です。