サステナビリティ中期計画 Product

サステナブル調達

クラレグループはサプライチェーン・マネジメントへの社会的要請の高まりを受け、2019年にCSR調達方針(現サステナブル調達方針)を見直し、国内の一部の取引先からこの方針の遵守に共に取り組んで頂くよう要請しています。中期経営計画「PASSION 2026」期間中は、この活動対象を海外を含むグループ全体の購買額の80%(原材料・副資材・製品については購買額の90%)をカバーする取引先に拡大します。

活動は、下に示す一連のサステナブル調達プログラムに則り進めます。2020年に国内の主要取引先に対し「サステナブル調達方針の浸透」→「CSR調達アンケート(現サステナブル調達アンケート)実施」→「アンケート結果の解析・評価」→「フィードバック、(必要に応じ)改善支援」を実施し、2022年には各事業部・関連会社が独自に購買している取引先を対象に加え、購買額の80%以上をカバーしました。さらに2023年には本取り組みを海外グループ会社の取引先に拡大しました。2024年は海外グループ会社の取引先に対して調査を継続すると共に取引先への結果のフィードバックと対話により遵守状況の改善を検討しました。また、これまで個別に進めていた国内と海外の取り組みを統合し、「PASSION 2026」の目標に掲げたグループ全体の購買額の80%(原材料・副資材については購買額の90%)をカバーする取引先へのアンケート実施体制等の準備を進めました。これによりグループ全体でサプライチェーンの強化を目指します。

  • クラレグループサステナブル調達方針の遵守依頼
  • アンケートによるサステナブル調達方針の遵守状況調査
  • アンケート結果のフィードバックと対話
  • 遵守して頂けていない事項について改善計画の立案依頼
  • 必要に応じて改善計画実行の支援
  • 監査による改善状況の確認