~クラレの中間膜を使用した自動車用ガラスルーフのモックアップを展示~ 「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に出展 ~「脱炭素」「先端技術」をテーマに、高機能素材を紹介~ | kuraray

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株式会社クラレ

  株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:川原 仁)は、5月21日からパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」およびオンライン展に出展します。
  クラレグループの幅広い高機能素材を「脱炭素」「先端技術」の2つのテーマで紹介します。また、特別展示では、EV の高度化に好適なバッテリー周辺素材や脱炭素に貢献する軽量素材を用いたソリューションを提案します。加えて、ブース中央に、2種類の中間膜〈Trosifol® Greys〉と〈SkyViera®〉を用いた自動車用ガラスルーフのモックアップを展示します。

1.主な出展製品

【脱炭素】
製品 内容
熱可塑性エラストマーコンパウンド
〈アーネストン®〉
リサイクルおよびバイオマス原料を使用したエラストマー材料
接着用メルトブローン不織布 内装材の接着層へ好適な不織布。ポリエステル・ポリオレフィン系材料を使用することでモノマテリアル化へ貢献

【先端技術】
製品 内容
グレー色中間膜
〈Trosifol® Greys〉
快適な車内環境維持に適したグレー調のガラス用中間膜。遮音効果も付与可能
アンビエントライト用中間膜
〈SkyViera®〉
ルーフガラスにデザインと照明機能を付加できる中間膜。柔らかな光を浮かび上がらせ、次世代の室内空間を演出
PMMA/PC複層板
〈パラマイティー®〉
複層シート化技術を活用し、HUD保護カバーを提案。HUDユニット内部の温度上昇抑制に貢献
特殊高耐熱アクリル樹脂
〈クラルファ®〉MX
透明ABS用のアクリル系改質剤。透明ABSの透明性を維持したまま耐熱温度向上に貢献
耐熱性ポリアミド樹脂
〈ジェネスタ®〉
低吸水・高耐熱・耐高電圧特性により、次世代電動車の部品の高機能化に貢献
PVA繊維
〈クラロン®〉
LiB向け添加剤として使用することで充放電時のセル膨張・収縮挙動を抑制し電池の長寿命化に貢献

【特別展示】
① バッテリーソリューション
EVバッテリー周辺素材に好適なクラレの素材をまとめ、10個のコンセプトで解決策を提案します
② 脱炭素に貢献する軽量化ソリューション
耐熱性ポリアミド樹脂を使用した開発品である高強度発泡体の国内初展示や、クラレ製品の特性を活用したバリエーション豊かな表面機能付与の提案を行います

2.展示会概要

◆人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA
開催日時 2025年5月21日(水)、 22日(木) 10:00 ~ 18:00
                                       23日(金) 09:00 ~ 16:00
会場 パシフィコ横浜
出展エリア 材料(小間番号 295)
入場料 無料(事前登録制)


◆人とくるまのテクノロジー展2025 ONLINE STAGE 1
開催日時 2025年5月14日(水)~ 6月4日(水)
URL https://aee.online.jsae.or.jp/ja/exhibition/detail.html?id=2079
入場料 無料(事前登録制)

7月16日から開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 NAGOYA」(会場:Aichi Sky Expo)および、オンライン展「人とくるまのテクノロジー展 ONLINE STAGE 2」にも出展予定です。