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株式会社クラレ（本社：東京都千代田区、社長：川原 仁）は、12月7日から幕張メッセで開催される「第13回 高機能素材Week」に出展します。本展示会を構成する9つの展示会の内、「サステナブル マテリアル展（通称：SUSMA（サスマ））」では、バイオマス由来やリサイクル原料ベースの製品を含む環境対応型の製品を通じたソリューションを提案するほか、クラレグループのサステナビリティへの取り組みを紹介します。「コーティング ジャパン（塗料・塗装設備展）」では、液状酸素吸収剤とユニークな構造をもつ機能性モノマーによる塗料・コーティング向けのソリューションを提案します。
1.出展内容
【展示会：サステナブル マテリアル展】
| 製品・ソリューション | 内容 |
|---|---|
| ポリ乳酸向け改質剤 （開発品） |
透明で液状の高分子型添加剤。コンポスト生分解性に優れ、少量添加で ポリ乳酸（PLA）の耐衝撃性や伸度を向上。 |
| 水溶性面ファスナー 〈マジックテープ®〉（開発品） |
着脱の機能性を維持しながら、「水に溶ける」という性質を付与。洗浄工程などで溶かすことで、目的物と結束材を分別する手間を削減。 |
| リサイクルポリエステル糸使用の面ファスナー 〈マジックテープ®〉 |
使用済みペットボトルを原料とする再生PET樹脂由来のポリエステル糸を約30％使用した面ファスナー。ポリエステル100％素材かつバックコート剤不使用のため、マテリアルリサイクルが可能。 |
| バイオマス由来の クラレポリオール |
バイオマス由来のポリオール。耐熱性、耐水性、低吸水性、柔軟性に優れ、バランスのとれた性能と環境対応を両立。 |
| 環境調和型エーテル系反応溶媒MTHP | 高い溶解力と水との良好な分離性を有する新規エーテル系反応溶媒。工程の簡略化によるCO₂削減、廃水処理における環境負荷低減などが可能。 |
| 〈クラリスタ®〉CW | 優れた水蒸気バリア性を有するフィルム。高い防湿性、長期にわたり信頼性が求められる薄膜系太陽電池のバックシートなどに好適。 |
| 〈エバール®〉フィルム | 高いガスバリア性を有するEVOH樹脂〈エバール〉を単層製膜したバリアフィルム。冷蔵庫などの真空断熱板の性能向上を実現し、省エネに貢献。 |
| アクリルリサイクル／ リサイクルアクリル板 |
アクリル樹脂のモノマー製造からシート成形まで、マテリアルリサイクルとケミカルリサイクルの両面からのアプローチによるリサイクルループの構築を提案。2023年に試験販売を開始するリサイクルアクリル板も紹介。 |
【展示会：コーティング ジャパン】
| 製品・ソリューション | 内容 |
|---|---|
| 液状酸素吸収剤 DPNG | 酸素を有機物単独で吸収し分解する新材料。液状で各種材料への混合が容易。酸素によるUV硬化不良、樹脂・金属などの酸化劣化を抑制。 |
| 反応性希釈剤・アクリル変性剤・UV硬化促進剤 IPEMA | 異なる重合性の二重結合を複数有する新しい架橋剤。UV硬化材料やポリマー原料に用いることで、物性の向上や難燃性の付与が可能。 |
2.展示会概要
| 名称 | 第13回 高機能素材Week |
|---|---|
| 開催日時 | 2022年12月7日（水）〜 9日（金）10：00～18：00（最終日のみ17：00終了） |
| 会場 | 幕張メッセ |
| ブース | サステナブル マテリアル展（通称：SUSMA（サスマ））：21-60 コーティング ジャパン（塗料・塗装設備展）：46-36 |
| 公式サイト | https://www.material-expo.jp/hub/ja-jp.html |
