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株式会社クラレ

株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、2020年11月18日から2021年5月21日まで開催されているバーチャル展示会「IPF Japan 2020 国際プラスチックフェア バーチャル展」に、名古屋大学ナショナルコンポジットセンター・NCC次世代複合材研究会の共同出展者として出展しています。クラレグループの高機能樹脂や不織布技術を用いたユニークな炭素繊維複合材料により、自動車をはじめとするモビリティの軽量化・高機能化への貢献を目指します。

クラレが共同出展する、名古屋大学ナショナルコンポジットセンター・NCC次世代複合材研究会
https://www.ipfjapan.jp/2020/search/?id=464

1.展示製品について

・熱可塑性繊維複合材料マトリックス樹脂
ポリアミド9T(PA9T)をマトリックス樹脂とする複合材料です。低吸湿性、耐薬品性などの特長を有するPA9Tを用いることで、氷点下から100℃付近の幅広い温度域、高湿環境下においても物性の変化が小さく、金属代替として軽量化に貢献します。

・不織布コンポジット
熱可塑性繊維と強化繊維を混合、不織布化した素材です。選択する熱可塑性繊維により、難燃性や耐薬品性などの性能を付与できます。加熱処理により膨張・多孔化するスプリングバック特性を有し、耐火材、断熱材、緩衝材などの素材にも適します。

・機能性メルトブローン不織布
特殊ポリマーを原料とするメルトブローン不織布です。炭素繊維強化プラスチックとの接着性に優れ、表面平滑性を向上できるフェノキシ(熱可塑性エポキシ)不織布や、防振性・耐衝撃性を付与できる熱可塑性エラストマー不織布など、豊富なラインアップを揃えています。

・振動減衰性を有するエラストマーメッシュ/不織布
炭素繊維強化プラスチックと複合化することで、振動減衰性を付与できる熱可塑性エラストマーです。音質の調整、振動の抑制、触り心地の調節などの効果が期待できます。メッシュと不織布の2タイプを開発しました。

2.展示会概要

名称 IPF Japan 2020 国際プラスチックフェア バーチャル展
開催日時 2020年11月18日~2021年5月21日
入場料 無料(登録制)
公式サイト https://www.ipfjapan.jp/
※出展者検索から検索ができます。