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株式会社クラレ

4月6日(土)、今年で16回目になる社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」の旅立ち準備を、横浜市内の倉庫で実施しました。
「ランドセルは海を越えて」は、6年間の思い出が詰まったランドセルを全国から寄付いただき、アフガニスタンの子どもたちにプレゼントする活動です。これまでに11万個以上のランドセルが海を渡りました。今年は約9,000件の応募をいただき、春めいて暖かな陽気の中、新入社員や昨年当社社員になった女子スキージャンプの髙梨沙羅選手など、関係者約200名で力を合わせて、色とりどりのランドセルを開梱・検品・箱詰めしました。

まずは、届けられたランドセルを段ボール箱から取り出し、ひとつひとつ検品します。目立つ汚れや大きな破損がないか、宗教上の理由で送ることのできない豚革製のランドセルが含まれていないかを、ボランティアの目でしっかりと確認します。次に、一緒に送っていただいた新品のノートをランドセルに詰めて、新しい段ボール箱に心を込めて梱包します。また、現地の子どもたち一人ひとりに行きわたるように、鉛筆、クレヨンなどの学用品も仕分けを行い、梱包しました。
休憩時間には、長年アフガニスタンや本活動の取材を続けている写真家・内堀タケシ氏のお話を聞きました。アフガニスタンと日本の文化の違いや、ランドセルを受け取った子どもたちの喜ぶ様子など、現地をよく知る内堀氏の言葉に、初参加の新入社員たちは真剣なまなざしで聞き入っていました。
旅立ちの準備を終えたランドセルは5月初旬ごろに東京港を出港し、現地の新学期に当たる秋ごろをめどに、アフガニスタンの子どもたちの元に届けられる予定です。ランドセルを寄付いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

以上