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株式会社クラレ

株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)が製造・販売する人工皮革<クラリーノ>が、株式会社ミカサ(以下、ミカサ)のバレーボール「V200W」の表皮素材として、採用されることが決定しました。V200Wは、2018年11月16日にメキシコのカンクンで開かれた第36回国際バレーボール連盟(FIVB)世界総会で発表された最新モデルのバレーボールで、FIVBの公式試合球です。2008年の北京オリンピックから使われ始めたMVA200の後継モデルとして、2019年のFIVB Volleyball World Cupでデビューする予定です。

1.採用の経緯

  • 当社とミカサとの協業の歴史は長く、両社の取り組みのはじまりは1967年まで遡ります。以来、両社は、バレーボール用表皮素材を共同で開発してきました。
  • 2008年には、両社で共同開発を行った<クラリーノ>が、FIVBの公式試合球「MVA200」に採用されました。
  • MVA200用に開発された<クラリーノ>は、バレーボール用表皮素材として高い評価をいただき、今回の最新モデルであるV200Wにおいても、引き続き、採用されることが決定しました。

2.「V200W」に採用される<クラリーノ>の特長

  • スポンジ状の風合いを持つマイクロファイバー不織布層に、発泡層を持つポリウレタン表皮を重ねた「2重クッション構造」で、ソフト感と柔らかさを実現。
  • ボール表面にディンプルシボ(凹加工)を施し、更にフラット面にも微細なシボを付与した「マルチパターン構造」により、ボールの飛行安定に貢献。
  • ボール表面のナノ・バルーン シリカコーティング加工により、汗濡れ等により生じる競技中のボールの滑りを抑制し、ボールのコントロール性を大幅に向上。

ご参考

株式会社ミカサ 会社概要

商号 株式会社ミカサ
所在地 広島県広島市安佐北区安佐町久地1番地
代表者 代表取締役社長 佐伯 祐二
創業 大正6年5月
資本金 1億2,000万円(2018年11月現在)
ウェブサイト http://mikasasports.co.jp/jpn/

以上