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株式会社クラレ

2月17日(水)、筑波大学附属聴覚特別支援学校の生徒さんがクラレ東京本社へ会社見学に訪れました。この活動は、生徒さんたちに企業の雰囲気や仕組みに触れていただき、就職活動に役立ててもらおうと、2000年から毎年実施しています。2月8日(月)から19日(金)には、造形芸術科の生徒さんが制作した絵画や織物などの作品展示も行い、当社9階の来客スペースに彩りを添えていただきました。

当社製品の展示コーナーを見学

講義を受ける生徒さんたち

見学会には、造形芸術科とビジネス情報科の1年生4名と先生2名が参加しました。会社概要の説明後、社内を見学してもらいました。各種食品包装材に使われているエバールやポバール樹脂の接着剤など身近なものから、飛行船に使用されている<ベクトラン>まで、普段は目にすることのない様々な製品の「素材」について興味深そうに見聞きしている姿が印象的でした。
CSR活動の説明では、毎年約8,000個ものランドセルが全国から届く「ランドセルは海を越えて」の活動に関心が高く、6年間使ってもなお壊れることなく使い続けられるクラリーノなどの人工皮革の強さに驚いている様子でした。
来客スペースには、見学会に参加した生徒さんの作品も展示されており、自身の作品について語ってもらいました。
最後に、「働くとは?」をテーマにディスカッションを行いました。なぜ働くのか、社会人になる上で大切なことは何かをみなさんで考えもらい、来る就職活動に向けて自分たちが働くイメージ作りが出来たのではないでしょうか。

来客スペースの展示作品

以上