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株式会社クラレ

株式会社クラレ(本社:東京都千代田区、社長:伊藤正明)は、4月8日から東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催される「第6回高機能フィルム展(通称:フィルムテック ジャパン)」に高機能フィルム群を出展します。今回の展示は、<エバール>フィルムを中心とする当社の機能性フィルムを、「守る」というキーワードで紹介しています。
国内外で用途開発を加速する中、<エバール>フィルムを中心に、当社のフィルム製品のラインナップと性能について新規顧客に提案します。

1.出展の背景

「熱から」「薬効成分を」「おいしさを」「加工性を」「汚れから」守る<エバール>フィルム

<エバール>樹脂を単層製膜した、当社独自のバリアフィルムです。優れたガスバリア性はもちろん、熱成形性、ヒートシール性、非吸着性、保香性などの特長があり、食品パッケージをはじめ、様々な用途で活用されています。
<エバール>フィルムを外包材に採用した真空断熱パネル「VIP」は、家庭用大型冷蔵庫、炊飯器、ジャーポットなどで採用されており、今後は建材や物流分野なども視野に幅広く展開していきます。この他、薬効成分や香りを守るバリアシーラント(バリア性内面材)、汚れ・キズがつきにくい壁紙への採用など、その用途は拡大しています。

「水蒸気から」「酸素から」守る<クラリスタ>

クラレ独自の開発による特殊ウェットコーティング技術を施したフィルムである<クラリスタ>は、ガスバリア性や水蒸気バリア性を持つことから、レトルト食品、ペットフード、医薬品などの包装用途で採用されています。クラレでは更に高い水蒸気バリア性を付与した工業用途、光学用途への開発も進めています。

「環境」「鮮度」「加工性」を守る<PLANTIC (プランティック)>

食用ではない特殊なデンプンを主成分としたバリアフィルムです。通常、LDPE(低密度ポリエチレン)やPETフィルムとのラミネートで供給され、生鮮食品の包装材に用いることで、食品の鮮度保持による食品ロスの削減を達成し、食品産業と環境保全両面に貢献します。

「利便性」「使用量」「作業環境」を守る 水溶性ポバールフィルム

農薬・トイレの殺菌洗浄剤等のユニット包装に使われる水溶性のポバールフィルムです。特に、クラレグループの100%出資会社である米国のモノソルで製造・販売している<MonoDose>フィルムは、国内外で急激に拡大している個包装洗剤に広く採用されています。

2.展示会概要

名称 第6回高機能フィルム展(通称:フィルムテック ジャパン)
開催日時 2015年4月8日(水)~10日(金) 10:00~18:00 (10日のみ17:00で終了)
会場 東京ビッグサイト 東3ホール
ブース番号 22-49

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