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クラレプラスチックス株式会社
(クラレグループ)

クラレプラスチックス株式会社(本社:大阪市、社長:佐々木 讓)では、既に製品化している汎用ホースにもう一つの性能を付与したホースのシリーズを開発していきます。今回はその第一弾として「新導電ホース」を開発し、8月20日から発売を開始します。
このシリーズは、より早く手元に、より少量からというユーザーの強いニーズに対応するコンセプトのもとに製品開発を進めていきます。
今回の「新導電ホース」は、従来のアース線入りホースが特殊品のために、製品納期と数量の最低ロット面で生産のネックがあった導電性ホースを、汎用ホースに導電テープを加工・付与することによって、短納期・少ロットでユーザーに供給できるようにしたものです。
従来品のデリバリー(吐き出し用)・サクション(吸い上げ用)ホースである<ネオライト>、<ネオパール>、<ネオパール>食品用、DS-2型耐油用、<クリーンフレキ>CF-2などに対応していきます。

「新導電ホース」の概要

1. 特長

  • (1) アース線と同等の高い導電性能(10²Ω以下)を持つ
  • (2) 20~50mx1本から素早く対応可能(従来品は500~1000mの長さが必要)
  • (3) 加工可能なホースの内径は、25~75mmと幅広く対応可能
  • (4) 外面フラット(平滑)タイプの各種用途向けホースに螺旋巻きが可能

2. 用途

静電気を嫌う粉体・粒体・ペレットの輸送用など

3. 標準規格

従来品規格と同じ

4. 導電テープ幅

17mm

5. 参考小売価格

従来のアース線入りホースと同値

6. 売上目標

初年度:1千万円 3年後:3千万円

クラレプラスチックス(株)の会社概要

本社 大阪市北区梅田1−12−39(新阪急ビル9F)
社長 佐々木 讓
資本金 1億8千万円
従業員数 220名(2008年3月末現在)
業務内容 ゴム・プラスチックのホースおよび各種成形品、導水管、ラミネート製品、<セプトン>コンパウンドおよび成形品の製造・加工・販売