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クラレは、2007年1月に発表された「世界で最も持続可能性のある企業100社」(Global 100 Most Sustainable Corporations in the World)に3年連続で選ばれました。

これは2005年から、カナダの出版社コーポレートナイツ社(Corporate Knights Inc.)が、米国の投資調査会社イノベスト社(Innovest Strategic Value Advisors)の調査分析データをもとに、世界の主要上場会社約1800社の持続可能性を評価し、上位100社を選定するものです。今回の発表は、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にあわせて、1月24日に行なわれました。

クラレは1970年、環境保全の専門部署を設置し、地球環境への負荷低減にいち早く着手しました。1991年には経営レベルに社会環境委員会を設け、環境保全の総合的な取り組みとともに、社会への貢献活動を本格的にスタートしました。さらに2003年、これをCSR委員会に改組し、企業倫理、人権・雇用、リスクマネジメントに至る広範なテーマを、重要な経営課題として取り組んできました。

今回の選出は、これまで積み重ねてきた環境・社会・ガバナンスにわたるバランスのよい活動が、持続可能な企業として評価されたものと認識しています。特に環境指向の製品開発、グリーン調達・グリーン物流、省資源とCO2削減に寄与するエネルギー転換、障害者雇用を含む人事政策などが高い評価を受けています。