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株式会社クラレ

(株)クラレの人工皮革<クラリーノ>を使用したミカサ社製「MIKASA」のバレーボールが、『平成19年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会』の女子用大会オリジナル球に採用されます。この大会オリジナル球は、この4月から始まる各都道府県予選(4月~7月)の準決勝から、ブロックラウンド(9月~10月)・セミファイナルラウンド(12月~1月)を経て、2008年1月5日・6日のファイナルラウンド準決勝・決勝まで使用されます。

今回の大会で使用される女子用大会オリジナル球は、特別仕様の3色バージョン「MVP220モデル」で、赤・黒の2色をベースにしたレイアウトに、金色の日本の国鳥“雉(きじ)”のプリントデザインが施されています。

これまでも、<クラリーノ>製「MIKASA」バレーボールは、2000年に国際認定球に選ばれて以来、ワールドカップやオリンピックなど世界の大舞台で活躍してきました。また、国際バレーボール連盟が主催する2012年までのバレーボール大会に、唯一の公式試合球として使用される事が決定しています。

<クラリーノ>製「MIKASA」バレーボールの特長は、バレーボールという動きの激しいスポーツに応える高度な耐久性と「天然皮革以上に馴染みがいい」と選手からも高い評価を得ているその手触りの柔らかさにあります。表面のコーティング層の厚みを8分の1にしても高度の耐久性が得られる技術を施し、また、柔軟剤を染み込ませたり特殊柔軟加工を取り入れるなど、ボールとしての衝撃吸収性とリバウンド性が両立できるような構造を持たせています。

クラレの人工皮革<クラリーノ>は、高度の耐久性や優れた機能性が要求されるスポーツ分野では、バレーボールの他にも各種シューズ、ボール、手袋等に採用されています。また、最近では、天然皮革の自然な外観・風合いと人工皮革特有の優れた機能性を併せ持つ、次世代環境対応型人工皮革<ティレニーナ>を開発しました。クラレは、今後も人工皮革のトップメーカーとしてさらなる技術開発を進め、多様な商品を市場に登場させます。

天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 女子用大会オリジナル球

1. 特徴
  • 天然皮革を越える手触りの柔らかさ
  • 薄くても高度の耐久性が得られるコーティング技術
  • 衝撃吸収性とリバウンド性を両立させた構造
2. 規格
  • 円周 650~670mm
  • 重量 260~280グラム
3. 小売価格 6,300円(税込)
4. 製造元 株式会社ミカサ

株式会社ミカサの会社概要

1. 本社 広島市西区楠木町3-11-2
2. 社長 佐伯 武俊
3. 資本金 1億2,000万円
4. 従業員数 181名
5. 業務内容 「ゴム製品製造業」としてスポーツ用品、工業用品の開発・製造・販売

平成19年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

1. 主催 財団法人 日本バレーボール協会
2. 主管 各都道府県バレーボール協会
3. 日程
都道府県予選 平成19年4月~7月
ブロックラウンド 9月~10月
セミファイナルラウンド 12月&平成20年1月2日・3日
ファイナルラウンド 平成20年1月5日(準決勝)・6日(決勝)
4. 参加資格 平成19年度(財)日本バレーボール協会登録規定により、有効に登録されたチーム
及び選手で構成され、小学生を含まないチーム