当社は、ボトルネック解消によるメタクリル樹脂成形材料現行生産設備の能力増強工事(年産4,000トン)を実施していましたが、このほど稼動を開始しましたのでお知らせします。(能力増強後:年産44,000トン)
メタクリル樹脂はその優れた透明性や耐候性を生かし、内照式の看板・照明器具・建材などに使われています。特に近年は優れた光学特性を応用し、パソコンやテレビなどの液晶ディスプレー(LCD)の導光板などの部材をはじめとする光学関連分野の需要が拡大を続けています。
当社は、メタクリル樹脂の原料となるMMA(メタクリル酸メチル)モノマーから、メタクリル樹脂成形材料・同シート、人工大理石など、関連製品を幅広く展開しています。
今回の増強により、旺盛な需要が続く光学関連分野や軟質アクリルなどの当社の独自性が生かせる高機能製品群の拡販を図ってまいります。
当社は今後も光学関連を始めとしたメタクリル樹脂の特長を最大限に生かす製品や、より高付加価値な関連製品の開発を進め、当事業の更なる拡大を図っていきます。
設備投資の概要は次の通りです。
記
生産能力 | 年産4,000トン(増設分) (増強後の成形材料生産能力合計 年産44,000トン) |
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設置場所 | 新潟事業所(新潟県胎内市) |
投資額 | 約1億円 |