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株式会社クラレ

「クラレCSRレポート2006」表紙

株式会社クラレ(本社:東京都、社長:和久井康明)は、このほどクラレグループのCSR活動をまとめた「クラレCSRレポート2006」(A4版、カラー48頁)を発行しました。
クラレの「CSRレポート」発行はこれで3回目となります。クラレは1998年より、環境活動を中心とする報告書を毎年発行してきましたが、近年、社会・経済的側面を加えた広範なCSR(企業の社会的責任)への対応が必要となってきたことから、2003年に「CSR委員会」を設置して活動を拡大、翌年その成果を「クラレCSRレポート2004」として初めて発行しました。3号目に当たる2006年版は、クラレグループのCSR活動と、コーポレート・コミュニケーション、リスクマネジメントを一元的に推進するために本年4月に組織したCSR・IR広報室が中心となり、前号に対する読者からの声を反映し、さらに充実した活動内容を紹介しています。

内容は「イントロダクション」「社会・社員に向けた活動」「環境・安全に向けた活動」の3部構成とし、特に力を入れた取組み、新たにスタートした取組みを、「クローズアップ」として取り上げました。
「社会・社員に向けた活動」では、筑波大学附属聾学校生徒の美術作品展示と会社見学会、小学校を卒業した日本の子供たちから、愛用していたランドセルをアフガニスタンとモンゴルの子供たちにプレゼントする「ランドセルは海を越えて」キャンペーンをレポートしています。
「環境・安全に向けた活動」では、地球温暖化防止に向けたCO2排出量原単位10%削減をめざす取組みを、岡山事業所重油ボイラーの天然ガス転換、新潟事業所復水発電設備設置を含めて紹介しています。また、2005年に発生した工場事故のご報告と、緊急宣言「安全はすべての礎」、「特別安全推進活動」などを取り上げています。