社長メッセージ

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
はじめに、令和2年7月豪雨によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、コロナ禍の最前線で、困難に立ち向かわれている医療関係者の皆様をはじめ、関係各位に敬意を表し、深く感謝申し上げます。

当第2四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年6月30日)における世界の経済環境は、新型コロナウイルス感染の拡大に歯止めがかからず、景気の後退が一段と浮き彫りとなりました。このような状況下、当社グループは、産業のサプライチェーンを支えるべく、安全の確保と感染防止策の徹底を行った上で事業活動を継続してまいりました。その結果、当連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は前年同期比25,412百万円(8.8%)減の262,006百万円、営業利益は8,310百万円(29.8%)減の19,611百万円、経常利益は7,047百万円(28.5%)減の17,638百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,093百万円(30.9%)減の9,160百万円となりました。

当社グループは長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」のありたい姿として「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」を掲げています。引き続き、ありたい姿の実現に向け、中期経営計画「PROUD 2020」の戦略に沿った具体的施策の実行を通じ、新たな事業ポートフォリオ構築に取り組んでまいります。

また、当社は株主の皆様に対する利益配分を経営の重要課題とし、事業展開の原資である内部資金の確保にも配慮しつつ、業績および利益状況等を勘案して継続的かつ安定的な配当を行なうこととしております。

2018年度から2020年度の中期経営計画「PROUD 2020」期間中においては持続的な業績向上を通じた利益配分の増加を基本方針に、親会社株主に帰属する当期純利益に対する総還元性向を35%以上、一株当たり配当金40円以上を目標としています。

株主の皆様には、今後とも一層のご理解とご支援賜りますようお願い申し上げます。

2020年8月12日
代表取締役社長 伊藤 正明