仕事をする上で心がけていること

複数の現象が絡む製造現場では、既知の理論だけでは説明できないことが多々あります。現象を、自分の目でよく観察し、自分なりの仮説を立てて検証するよう心がけています。

name

田中祐介

job

Kuraray America, Inc. Elastomer Business Unit Septon plant

major

理学研究科化学専攻

year

2006年入社

仕事内容、やりがい

Kuraray Americaのプロセスエンジニアとして、熱可塑性エラストマー「セプトン®」の生産技術開発に携わっています。製造データの分析および製造条件の最適化に日々取り組むとともに、製品の品質改善、製造コスト改善、増産等に向けたプロセス開発も担当しています。製造部門という企業のものづくりの最前線では、自身の業務の成果を製品の品質、コストという形でわかりやすく実感することができます。また、大スケールの材料、大型設備を取り扱うことから、緊張感もありますが、成果が出た時の達成感も大きく、やりがいを感じています。

仕事で一番大変だったこと

Kuraray Americaに駐在していますが、赴任直後は、現地社員とのコミュニケーションに苦労しました。運転員に条件変更を依頼する際、言葉の壁もあって、意図がうまく伝わらず、納得を得られないことが多々ありました。そこで、自分の考えを図式化した資料をもとに説明するというスタイルを取り入れ、検討結果については都度フィードバックするよう心がけました。その結果、意図を汲み取ってもらえるようになり、検討に関する質問、アドバイスを得ることができるようになりました。
現在では英語の環境にも少しは慣れ、徐々にコミュニケーションが取れるようになってきたと実感しています。

会社の雰囲気や同僚との関係は

気軽に相談できる上司、先輩社員が多いと感じています。特に、入社直後の分からないことが多い中で、比較的スムーズに会社生活を始めることができたのも良好な相談環境があったからだと感じています。
また、今回初めての海外駐在に際して、現地社員の上司を相手に、仕事の相談が上手くできるか不安でしたが、相談を持ち掛けると、拙い英語にも熱心に耳を傾けてくれます。日本人の考え方についても理解を示す現地社員の姿勢を感じており、これまで先輩方が現地社員と良好な関係を築いてきた結果だと思っています。

学生へのエール

自分の得意分野を掘り下げるのも重要ですが、その周辺分野についても幅広く目を向けて、知識を習得してほしいと思います。私は大学で化学を専攻しましたが、入社後生産技術に携わるようになって、化学工学はもちろん、制御工学、機械工学等の幅広い知識が要求されることを実感しました。あまり馴染みのない分野を勉強するのは、簡単なことではありませんが、仕事の幅を広げるためにもぜひチャレンジされることをおすすめします。