スタッフ
資金の効率的な運用を通じて、
企業グループのグローバル展開を支える
財務部 財務企画グループ
山下 慶
2013年入社
経済学部 経済・経営学科卒
私の仕事

国内外で事業を展開している企業グループ全体の資金計画を策定するとともに、資金運用の効率化が使命です。為替相場の変動が激しい市場環境下で、国際経済の情勢を常に把握しつつ、グループの資金をいかに運用し、最適化を図るかに努めています。

世界規模で活発化しているM&A戦略で、重要な役割を果たす。

「財務部の仕事」といっても、一般的には漠然としたイメージにとどまっているかと思います。クラレでは、大まかにいえば、日々の資金の移動を管理する資金管理と、企業グループ全体の資金運用の2種類。どちらも重要な業務ですが、近年、グローバル展開が加速し、海外子会社の数が増している中で、後者のグループ間で資金をいかに無駄なく運用するかは大きな課題となっています。
私が所属している財務企画グループは、グローバル規模で資金の効率的な運用を図り、最適化をめざすことが大きな使命です。そのため、グループ全体の資金計画を策定し、資金運用を図っています。
また、当社では世界規模でM&A(企業の合併と買収)や新会社の設立が相次いでおり、その場合、資金調達や為替ヘッジの策定などで財務企画グループが重要な役割を果たしています。
実際、2014年に米国の大手化学メーカーからビニルアセテート関連事業を買収した際や、2015年にバイオマス由来のバリアフィルム事業を展開するオーストラリアの企業を買収した際、財務面でのフォローを含めて買収の成功に深くかかわることができました。クラレが世界に存在感を示す化学メーカーとして大きく前進する中、自らの仕事が役立っていることに大きなやりがいを感じています。

世界の経済情勢を把握し、一つひとつの仕事に正確に取り組む。

最近では、Brexit(英国の欧州連合離脱)問題やチャイナリスクなどを背景に、世界経済の不安定化が懸念されていて、我々としても世界の経済情勢をつぶさに把握して、いざという時のシミュレーションと対応策の検討に努めています。たとえば、企業年金のポートフォリオの見直しなども取り組みの一つです。
日々の業務で扱う金額は少なくとも10億円単位と高額であるため、判断を誤るとグループ全社に影響を及ぼしかねません。また、自らが作成した財務資料が経営陣の意思決定の判断材料になることから、数字一つひとつに正確さが求められるのはいうまでもありません。世界の動向に敏感であるとともに、何が会社への貢献となるのかという視点を常に大切にして業務に取り組んでいます。
個人としての目標は、業務で培った知識をもとに、いずれは海外の拠点に駐在して経理・財務の業務を経験することです。また、将来は経営企画に関する仕事にも就くことで、クラレのグローバル戦略の一端を担いたいと考えています。

学生へのメッセージ

「今これをやっておけ!」

事業のグローバル展開が急速に進むクラレでは、新人を含む若手社員であっても海外出張などがいきなり発生することがあり得ます。それだけに当社をめざすならば、学生のうちから英語のリテラシーは身につけておくべきでしょう。社内を見渡すと、今やTOEICで800点、900点はそれほど珍しくないという状況です。それとともに、論理的な思考力を鍛えることも必要です。ふだんから物事の理屈について考える習慣をそなえることが大切だと思います。