営業
不織布の可能性をさらに広げて、
社会に役立つ商品を生み出していく
繊維資材事業部
原料資材第一部 第一課
増田 みよ
2008年入社
経済学部 経済学科卒
私の仕事

現代社会に広く深く浸透している不織布の営業を担当しています。当社の商品はオンリーワンなど付加価値の高いものが多く、その優位を活かして、新たな需要の開拓に取り組んでいます。営業の展開によっては、当初は想定できなかった大きなビジネスにつながることがあり、この分野の仕事の醍醐味といえます。今後、新たな事業の柱を作ることが私の夢です。

オンリーワン商品の強みを活かして、さまざまな用途の問い合わせに対応

繊維資材事業部の商品というと、衣料品やインテリア商品などに用いる素材をイメージされると思いますが、当社が手がけているのはそれだけではありません。当社の原点でもあるビニロンの開発以来、クラレにしかできない商品の開発に注力し、水産・農業用資材から宇宙開発用の先端素材まで、あらゆる分野を対象にニッチ市場を開拓していきます。その中で、不織布と呼ばれる特殊な用途に使われている繊維もまた主力商品の一つです。
不織布の用途は、電池のセパレータ(正極、負極の隔離材料)をはじめ、FRP(繊維強化プラスチック)、各種フィルター、プリント基板用無機紙など多岐にわたります。学生の皆さんにはなじみのない分野かもしれませんが、実は暮らしの中で広く深く浸透していて、現代社会になくてはならない素材なのです。
不織布原料のメーカーが数ある中で、当社はオンリーワン商品、もしくはニッチ市場に強い商品ばかりをそろえています。そのため、営業活動においては専門的な知識を踏まえつつ、お客様のニーズに対応した提案活動が欠かせません。現在、私が担当している業務は、既存のお客様に対する営業に加えて、新たなお客様からの問い合わせへの対応です。若手ならではのフットワークを生かして、どのような問い合わせにも積極的にお応えするように心がけています。

営業次第では大きなビジネスのきっかけをつかむことも

素材の営業であることから、ビジネスとしてまとまるまでには、多大な時間と労力が必要になるケースが少なくありません。それだけに一つでも多くのきっかけを作って、素材の可能性を売り込むことが欠かせないのです。新規の問い合わせに対応していく中では、当初は思いもしなかったような大きなビジネスに発展していくこともあるのです。
日々、各方面から「こんなことはできないか」「こんな素材はないか」という引き合いが多数寄せられます。その中には営業として判断に迷うものがありますが、社内には技術開発や分析・評価を専門とするチームが存在するため、難しい要求にしっかり応えることができます。こうした点もまた、クラレの強みといえるでしょう。
この時代、たとえオンリーワンの商品であっても、そう簡単に売れるものではありません。そこには市場を読み取る勘と、自分ならではの発想が欠かせません。固定観念にとらわれることなく、独自の視点を持つことで成熟市場といえども、ビジネスチャンスを見いだすことができるのです。
入社2年目には部署のWebサイトの作成を任されました。この際、新しいことに取り組むことの難しさを痛感するとともに、大きな仕事を進めるときには社内外のたくさんの方々に協力を求めることの必要さを学びました。おかげさまで、Webサイト開設にともなう営業効果があっただけではなく、社内外でさまざまな人脈を作ることができました。現在でもWebサイトの維持管理は継続して行っています。

これまでの仕事の取り組みを通じて、自分の可能性が広がっているのを実感

繊維資材事業における仕事の魅力は、何といっても自由な発想で提案営業に取り組めること。好き勝手というわけではありませんが、お客様のさまざまなニーズに対して、自分の知識と発想を活かしてビジネスを組み立てていくことができます。しかも多種多様な業界のお客様と接しながら、今までにない商品を創造できる点が仕事の面白さといえるでしょう。そして、仕事を通じて専門知識を学ぶことができる点も魅力です。逆に言えば、お客様の問い合わせに臨機応変に対応できるように、日々の勉強が不可欠です。
仕事に自由に取り組め、個人に与えられる裁量権が大きい一方、それだけ責任がともないます。商品受注の段階で判断ミスがあると、巨額の損失が生じる恐れがあり、仕事の一つひとつに慎重さが求められるのは言うまでもありません。上司をはじめ、社内の関係者とは密に連絡をとりながら、各プロジェクトの進行状況を的確に把握し、問題が発生すれば素早く対応するように心掛けています。
さまざまな取り組みを通じて、専門知識が増えて人脈が広がる中で、自分の可能性が広がっているのを実感します。ちょっとしたきっかけが思わぬビジネスにつながることがあり、今後の展開がとても楽しみです。いずれは事業部の中で新たな収益事業をつくっていきたいと考えています。

学生へのメッセージ

「今これをやっておけ!」

学生時代は勉強が大切と言いたいところですが、それだけではなくて、長期休暇を活かして思いっきり遊んでおくべきだと思います。いわゆる学校の勉強以外の経験から学ぶことは、社会に出てからとても大事。何にトライするかと人それぞれでしょうが、趣味でもなんでも専攻だけではない得意分野を持つことが、人間としての幅を広げていきます。それと、もし可能であれば、語学やパソコンスキルなどを身につけておきましょう。
近年、就職活動は厳しさを増しているようですが、必要以上に緊張するのではなくて、さまざまな企業や社会人を見て、楽しむゆとりを持ってほしいと思います。