クラレの告白

クラレの告白
クラレの告白1

「クラレ」と聞いて、ちょっと風変わりなCMを思い浮かべる人はいても、何をしているどんな会社かを明確に答えられる人は、そう多くないだろう。クラレはひとことで言うと「未来に化ける新素材」を世界規模で提供する化学メーカーだが、それだけで「なるほど、それはすごい会社だ!」と感じてもらうのは、なかなか難しい。規模や知名度で見たら、クラレより大きくて有名なところはいくらでもある。が、しかし。製品のユニークさ然り、事業戦略のユニークさ然り、ちょっとやそっとでは、クラレの実力を正しく理解することはできない。願わくば、このサイトに書いてあることだけで、クラレを判断してほしくない。キミのその目と耳で確かめて、ショックを受けてほしいのだ。

クラレの告白2

企業の目的は収益を極大化すること。それは決して間違いではない。しかし、それだけが企業の目的でないことは、もはや明白である。主要な総合企業ランキングの評価基準欄に「社会」があるのはなぜか?企業のホームページやパンフレットに「サステナブル(持続可能な)社会の実現」や「CO2削減目標」といった言葉が並ぶのははぜか? 時代の潮目が確実に変わり、企業は社会に中にあって何をなすべきか、という価値観が問われているのだ。収益性一辺倒の企業は、もはや成り立たない。そしてそれは、「社会にとって有意義であれば利益は後からついてくる」というクラレの遺伝子=企業文化に通ずる。今一度、企業価値とは何かを、いっしょに考えようじゃないか。

クラレの告白3

全体から受ける印象は地味。「しいていえばフツウで、今いち押しが足りない」のが、クラレ社員の第一印象だ。学生にはどうしたってウケはよくないかもしれない。だが、ひとたび仕事を語らせると、「ここだけの話だけど…」という前置きつきで、すごい話がポンポン飛び出す。世の中の常識を覆すような新素材の研究開発、計画中の新しい海外プロジェクト、グローバルなユーザー企業との提携etc.。だれもが語り口調はいたって物静かなのだが、話の中身や本人の思いは熱い。なぜなら、この世界を自分たちの技術でより良くしていこう、などと途方もないことを本気で考えているからだ。そう、仕事や能力をパッと見た印象だけで判断しているうちは、まだまだ。到底、一流の仕事人にはなれないのだ。