研修制度

研修体系

クラレでは社員ひとりひとりが職務を通じて能力を開発することを重視しています。具体的には、業務上必要な知識・スキルを獲得するための研修と、社員の自律的なキャリア形成をサポートする研修とを組み合わせ、下図のような研修体系を取っています。 また、自己啓発により取得した一定の公的資格に対して奨励金を支給する制度も整備しています。

新入社員研修

学生から社会人への環境変化が、本人のキャリアに大きな影響を与えることに鑑み、入社後3年間を「初期育成重点期間」として若手人材の育成に取り組んでいます。
特に新入社員研修は入社後約4ヶ月をかけて実施します。社会人としての基本的な素養と社会人として必要となる知識・スキルの両面を習得できるよう、集合研修と実習を組み合わせた形式となっています。配属後はOJTをベースとして早期に戦力して活躍できるよう指導を行います。

アドバイザー、メンター制度

入社後3年間の初期育成重点期間に効果的な育成を行う目的で、同じ部署の先輩社員が主に業務をサポートするアドバイザー制度、異なる部署の先輩社員が会社生活をサポートするメンター制度を導入しています。

キャリア研修

社員が自分のキャリア構築に積極的に取り組み、生き生きと働くことを目指して、3つの年代での研修受講と社内キャリアアドバイザーとの個別面談を行っています。

自己啓発支援制度

クラレでは、様々な形で自己の能力開発を目指す社員の支援を行っています。

ビジネススクール等派遣、MBA取得奨学金制度

ビジネススキル・経営知識について学びたいという社員に対し、数種類のビジネススクール通学への費用補助を行っています。 また、将来の経営を担う人材としての高い意欲と目標を持ち、MBA取得を目指す社員に対しては、奨学金制度を設けています。(一定の条件を満たせば、費用の返還は免除されます)

各種語学研修

クラレでは、外部語学スクールへの通学制度や社内開催の英会話レッスンなどを用意しています。

通信教育・eラーニング

社員が時間・場所に縛られずに自己の能力開発に取り組めるよう、約300種類の通信教育・eラーニング講座を用意しています。

クラレのグローバル人材育成に向けた取り組み

クラレでは海外市場の拡大が急速に進む中で、グローバル経営を支える人材がますます必要となっています。クラレには液晶ディスプレイ向けの光学用ポバールフィルムをはじめ、食品包装材やガソリンタンクに使用されるガスバリア樹脂<エバール>など世界市場でトップシェアを誇る製品が多く、2015年度の海外売上高比率は約65%に達しています。
今後も海外における市場動向にスピーディに対応し成長を継続していくためには世界規模の事業展開を担う人材が不可欠であり、その育成が急務となっています。そこでクラレグループのグローバル成長をさらに加速させるために、世界を舞台に活躍できる人材を育成すべく、階層毎に研修を実施しています。

「グローバル人材育成プログラム」では、国内外から選抜した幹部候補や管理職、若手社員それぞれを対象とするカリキュラムを用意しています。具体的には、事業部長や海外社長クラスを対象とした「エグゼクティブマネジメントトレーニング(EMT)」、部長クラスを対象とした「アドバンストグローバルマネジメント(AGM)」、課長クラスを対象とした「グローバルチームトレーニング(GTT)」など、海外での集合研修があります。
また、国内若手クラスが海外関係会社に、あるいは逆に海外採用人材がクラレ本体で国内事業所等に派遣され、現地実習を通じて異国の文化・知識を学び、国際的な視野の涵養を図る「トレーニー派遣」も行っています。
これらの研修は、基本的にすべてのカリキュラムが英語で進められます。また、EMT、AGM、GTT等は、日本国内の日本人社員だけではなく、海外勤務のナショナルスタッフも対象です。
これらの研修を通じて、クラレの将来を担う国内外の人材がグローバルな視野を身につけるだけでなく、クラレグループの一員としての経営意識やクラレDNAを共有することも目指しています。