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株式会社クラレ

4月7日(土)、今年で15回目になる社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」の旅立ち準備を、横浜市内の倉庫で実施しました。今年一番の強風が吹き、肌寒い中での作業になりましたが、当社の新入社員を含めた約190名のボランティアが協力し合い、全国からお寄せいただいた8,000個を超えるランドセルを丁寧に梱包しました。

作業はランドセルの開梱、検品からスタートしました。まずは届けられたランドセルを段ボール箱から取り出していき、目立つ汚れや大きな破損がないか、宗教上の理由でアフガニスタンに届けることのできない豚革が含まれていないかなどを、ひとつひとつ確認していきます。検品が終わったランドセルは一カ所に集められていき、やがて色とりどりの大きな山となります。思い出の詰まったランドセルが積み上がると、多くのボランティアが感慨深そうな表情を浮かべていました。検品が済んだランドセルには、一緒に送っていただいた鉛筆や消しゴム、ノートなどの文房具類をたくさん詰めます。こうして、思い出や真心でいっぱいになったランドセルを、新しい段ボール箱に梱包しました。
お昼休憩には、長年アフガニスタンの取材を続けている写真家の内堀タケシ氏を囲んで、お話を伺いました。たくさんの写真とともに、アフガニスタンの生活や教育事情、これまでにランドセルを受け取った子どもたちの喜びや笑顔について教えていただき、特に新入社員はこの活動の意義に改めて共感した様子でした。
旅立ちの準備を終えたランドセルは5月初旬に東京港を出港し、現地の新学期に当たる秋ごろにアフガニスタンの子どもたちへ届けられる予定です。

画像:協力し合ってランドセルの入った段ボール箱を運びます 協力し合ってランドセルの入った段ボール箱を運びます

画像:積み上がったたくさんのランドセル 積み上がったたくさんのランドセル

画像:現地をよく知る内堀氏の話に耳を傾けます 現地をよく知る内堀氏の話に耳を傾けます

画像:社内外から約190名が参加しました 社内外から約190名が参加しました

ご参考

「ランドセルは海を越えて」キャンペーンについては、こちらをご覧ください。

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