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株式会社クラレ

株式会社クラレの鹿島事業所(茨城県神栖市:事業所長 松崎一朗)は、このたび、一般社団法人日本化学工業協会が実施する「第39回 日本化学工業協会 安全表彰」において、「安全最優秀賞」を受賞しました。

この表彰は、化学業界における自主的な保安・安全衛生の推進の一環として、優れた安全活動を実施し業界の規範となる事業所を表彰するもので、1977年の創設以来今回で第39回目を迎えました。受賞対象については、外部有識者で組織される安全表彰会議において、安全成績や安全活動の実施状況などをもとに公平に審議されています。

▲授賞式の様子

この度の受賞は、株式会社クラレ鹿島事業所が「10年間無事故無災害を狙える事業所を目指した体質づくり」を目標に掲げ、クラレグループ、協力会社あわせて約630名が一体となって様々な安全活動に取り組んだ結果、2007年2月24日から現在に至る730万時間を超える休業無災害記録を継続していることが評価されたものです。

主な取り組み

あいさつ運動や朝礼への相互参加などによるコミュニケーションの活発化
  • 風通しの良い職場環境づくり、情報の相互享受
  • 事業所通信を発行し、情報発信ツールとして活用
危険予知のレベルアップ
  • 各自自己評価を行い、一人ひとりの安全意識を把握。個別指導でリスク感度を上げる
  • プロセスKYに取り組み、予兆認知により事故を防止
網羅的リスクアセスメントの取り組み
  • 漏れのないリスク抽出による労災リスクの極小化

クラレグループでは、「安全はすべての礎」という理念のもと、社員の安全意識の向上を通じ、労働災害、保安事故のリスクを発見し、その発生を未然に防ぐ安全マネジメントシステムを運用して、安全で事故・災害のない職場づくりを推進しています。
この受賞を契機として、より一層事故・災害の防止に努めます。

なお、5月28日にパレスホテル東京(東京都千代田区)で表彰式が行われ、日本化学工業協会会長・小林喜光氏より表彰状および表彰楯が授与されました。

以上