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富士山南東麓は、1707年の大噴火によって、当時標高2500メートル付近まであった原生林が焼失しました。以来、雪崩や台風、強烈な日射など過酷な自然環境に加え、四輪駆動車・オフロードバイクの不法侵入などにより、今もその傷口を広げています。

2006年7月15日(土)労使共催行事として、クラレグループ従業員48名が、富士山新五合目付近で植樹活動を行いました。富士山の緑化活動などを行っているNPO団体「富士山ナショナル・トラスト(*)」の指導のもと、イヌコリヤナギ200本の植樹と保護柵の構築などを行いました。

活動内容

1. 樹(植樹)を保護するための柵(60機)をつくりました。

2. 富士山の自生種で、生命力の強い
イヌコリヤナギを200本植樹しました。

3. 植樹作業の全体風景です。

4. 今後の植樹に備えるため、
苗ポッドの植え替えを約500本行いました。

* 富士山ナショナル・トラスト
富士山南東麓の緑化活動、広葉樹の育苗と絶滅危惧植物の保全、自然観察会・エコツアーなどを行っているNPO団体です。(設立・平成8年、所在地・静岡県御殿場市)