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株式会社クラレ

メタクリル樹脂シート生産設備開業式 メタクリル樹脂シート生産設備開業式

当社は、アクリル事業の中国展開の拡大を図るために2004年4月に設立した、可楽麗亜克力(張家港)有限公司(中国江蘇省張家港市、総経理:服部康夫)のメタクリル樹脂シート生産設備の開業式を11月15日に実施しました。

メタクリル樹脂はプラスチックの中で最高レベルの透明性・耐候性を有すことから電照看板・照明器具、自動車のテールランプカバーなど身近なさまざまなところで使われています。さらに近年ではメタクリル樹脂の光学特性を生かしLCD(液晶表示装置)に使われる導光板などの光学関連製品の需要が拡大しています。
今回メタクリル樹脂シートの生産設備を建設した中国は、沿海部を中心に建設ラッシュが続き、メタクリル樹脂シートの需要が年率10%以上拡大しています。また高級マンションやホテルの増加により、メタクリル樹脂シートを用いたバスタブなどの需要も拡大を続けています。
当社は今後、拡大を続ける中国需要に合わせた規模拡大を図りつつ、日本国内の生産拠点である新潟事業所と連携し二極生産体制の構築を目指します。

可楽麗亜克力(張家港)有限公司の概要

1. 所在地 江蘇省張家港市 揚子江國際化学工業園
2. 董事長 冨井敏弘
3. 総経理 服部康夫
4. 敷地面積 約50,000m²
5. 工場面積 約4,000m²
6. 生産能力 3,000トン/年(キャスト製法)
7. 設備投資額 約5億円
8. 資本金 9.6百万US$(約11. 3億円)
9. 出資比率 クラレ80%、クラレトレーディング20%
10. 従業員数 82人