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株式会社クラレ

株式会社クラレ(本社:東京都、社長:和久井康明)は、このほどクラレグループのCSR活動をまとめた「クラレCSRレポート2005」(A4版、カラー44頁)を発行しました。
クラレの「CSRレポート」発行はこれで2回目となります。クラレは1998年より、環境活動を中心とする報告書を毎年発行してきましたが、近年、社会・経済的側面を加えた広範なCSR(企業の社会的責任)への対応が必要となってきたことから、2003年に「CSR委員会」を設置して活動を拡大、翌年その成果を「クラレCSRレポート2004」として初めて発行しました。2号目に当たる2005年版は、本年4月にCSR委員会の常設事務局として新設したCSR室が中心となり、前号に対する読者からの声を反映し、さらに充実した活動内容を紹介しています。

内容は「イントロダクション」「社会・社員に向けた活動」「環境・安全に向けた活動」の3部構成とし、特に力を入れ成果を上げたテーマ、新たにスタートした取組みを「ハイライト」として取り上げました。
「社会・社員に向けた活動」では、小学校を卒業した日本の子供たちから、愛用していたランドセルをアフガニスタンの子供たちにプレゼントする「ランドセルは海を越えて」キャンペーン、社会福祉法人「虹の家」と業務提携し障害者雇用を促進する活動をレポートしています。

「環境・安全に向けた活動」では、地球温暖化防止に向けたCO2排出量原単位10%削減をめざす取組みを、倉敷事業所(玉島)のバイオマス発電の拡大など再生可能エネルギーの開発を含めて紹介するとともに、輸送時の環境負荷低減をめざしたモーダルシフト(トラック輸送から船舶への転換)の推進、生物多様性保全のための地域活動などを取り上げています。