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導電性<クリーンフレキ>・<クリーンフレキHG>

クラレプラスチックス株式会社（本社：大阪市、社長：岸勝彦 TEL：06-6348-9733）は、このほど焼却可能で環境にやさしい脱塩ビ素材を使った油脂・脂肪性食品用の<クリーンフレキHG>と粉体・粒体食品輸送用静電防止タイプの導電性<クリーンフレキ>の2種類のホースを開発し、9月初旬より全国の食品メーカー・食品機械メーカーなどに向けて発売します。

当社では焼却してもダイオキシンなどの有害物質を発生しないクラレのスチレン系熱可塑性エラストマーなどを採用した脱塩ビの環境対応型ホースを<クリーンフレキ>のブランドで各分野に販売してきました。最近、加工食品製造分野においても、環境ホルモン問題が大きくクローズアップされ、これらに対応した製品への関心が高まっています。

このたび開発した2種類のホースは、この<クリーンフレキ>を市場のニーズに合わせてさらに差別化・高付加価値化したものです。<クリーンフレキHG>は、特に耐油性を発揮させるため、耐油性樹脂を内貼りしたもので、油脂・脂肪性食品輸送に好適なホースです。もう一種の導電性<クリーンフレキ>は、従来のアース線などの金属を使用せず、導電剤を特殊配合することにより導電性能を付与したホースで、粉体・粒体食品を輸送するときに発生する静電気を防止することが可能になりました。

当社は、この<クリーンフレキHG>と導電性<クリーンフレキ>を登場させることにより、食品関連業界で要望されるホース製品のほとんどを網羅することになります。