kuraray 株式会社クラレ


<クラドレン>たこ足フィルター

どうして<クラドレン>たこ足フィルターは、ゴミをキャッチしても目詰まりしにくいの?

更新日:2009/2/9

名前も形状もユニークな排水フィルターが誕生しました。その名も<クラドレン>たこ足フィルター。どのようにゴミを取り除くのでしょうか?

見た目も名前もユニーク!

たこ足フィルターって、あの特徴あるタコの足をイメージしているんですよね

<クラドレン>たこ足フィルター

ええ。見た目のユニークさとともに、覚えやすい製品名が特長です。このたこ足がゴミを取り除くポイントになるんですよ。

網状管の束がどうやってゴミを取り除くんですか?

川上側に向けて<クラドレン>たこ足フィルターを設置すると、たこ足部分とすき間にペレットや粉体ゴミがたまります

1本のたこ足に注目してみましょう。これはクラレプラスチックスの主力製品<クラドレン>を応用したものです。<クラドレン>はリサイクルぺット100%の耐熱性高分子樹脂網状管で、排水性アスファルト舗装の導水管として活躍しています。<クラドレン>の先端を閉じることで、網目状の管の側面がフィルターの役割を果たす特長を生かしました。

面にすると大きなフィルターに

どうして大量のゴミをキャッチしても、目詰まりしにくいんですか?

排水能力比較装置 平面フィルターは、ペレットがネットに貼り付き始めると排水の流れ遅くなり、水位が上がりました。<クラドレン>たこ足フィルターは、水切れの良さが変わりません

実際にペレットを流して実験してみましょう。一般的な平面フィルターはペレットが張り付くと排水の勢いが弱くなりますが、<クラドレン>たこ足フィルターは水切れの良さが変わりません。これは、平面フィルターが目に見える面積しかフィルター能力を持っていないのに対して、<クラドレン>たこ足フィルターは立体的な無数の網状管なので、面に展開するとはるかに広い面積のフィルターを持っているのです。

排出能力比較装置(一般フィルター/<クラドレン>使用フィルター)の動画をご覧ください。

簡易フィルターのスタンダードに

<クラドレン>たこ足フィルターはどこで使われますか?

工場の生産現場では、従来の金網のフィルターを使っているところが多く、そうじを日課にしているところもあります。そのような現場の側溝に採用を進めていきます。<クラドレン>たこ足フィルターは、ゴミがたこ足フィルター部分に付着しても、フレキシブルに動くため、付着したゴミが簡単に取れます。さらに乾燥させればゴミがはがれ落ちやすくメンテナンスも簡単なのです。

ユーザーに喜ばれそうですね!

<クラドレン>たこ足フィルターは組立式(組立式キット製品)で、側溝のサイズに合わせて簡単に設置できるのもウリです。現場でのユーザーテスト、商品説明会、展示会などでも既に高い評価を得ています。「普及活動→現場認知→簡易フィルターのスタンダードに!」を目標にワークしていきます。

今後の展望は?

「環境と人に優しい立体長寿命フィルター」をキャッチフレーズに、身近な工場排水の簡易フィルターとして、現場の環境提案や循環水の設備能力の低減といった省エネルギー化に一役を担っていきます。そして、現場の認知度の向上を目指し、新規取付・リピート取付、部品取付(たこ足部品)のサイクルを繰り返し、簡易フィルターのスタンダードとして定着させていきたいですね。