更新日:2006/1/19
肌にやさしい素材<メディエル>が誕生しました。
肌にやさしいって具体的にどういうことを指すのでしょうか?
肌にやさしいというのは、肌に負担をかけないこと。つまり、肌になじみやすく気持ちがいいということです。肌は敏感にできている上に、個人差があります。<メディエル>は肌にやさしく接する繊維として、素材にこだわり製法に工夫して開発しました。

グンゼ株式会社から発売された<メディエル>使用の肌着「素肌のキモチ」。
メンズTシャツ(定価1,890円)とキッズTシャツ(定価1,050円~1,260円)を展開しています。
肌が嫌うのは、過度な乾燥と湿気です。<メディエル>は<エバール>を原料にした繊維<ソフィスタ>を進化させたもので、汗を吸収して拡散する働きがあります。そのため、<メディエル>は汗をかいても繊維の表面で吸収して発散させるので、水分を内部にとじこめることなくサラリとした感触が長続きするんです。また、放熱性が高いため皮膚の温度が上がるのを抑えることができます。
逆に皮膚が乾燥し、うるおいが足りなくなると、水分を放出して皮膚を適度な湿度に保つ働きがあります。
| 綿 | メディエル | |
|---|---|---|
| 吸湿 | ![]() 天然素材の綿は肌への感触はいいものの、 汗が繊維の内部まで浸透するので乾きにくく、 べとつきが気になります。 |
![]() <メディエル>は水分を繊維表面で吸収し、素早く拡散するのでサラリとした感触が続きます。 |
<メディエル>の断面図
それは<メディエル>の原料である<エバール>に関係しています。<エバール>は人工透析の膜材料にも使われているように、生体適合性(人の体になじみやすいこと)が注目されている素材です。そこで<ソフィスタ>よりもさらに、(1)<エバール>のポリマー純度を高め、(2)紡糸・加工工程で使用する薬剤を厳選、肌への刺激性の少ない薬剤を使用、(3)加工糸、製品化の工程に工夫することで、<エバール>の生体適合性を高めることに成功しました。
肌着、Tシャツ、パジャマなど肌に直接触れるものが多く、シーツ、まくらカバーなどの寝具にも使われています。また、赤ちゃんの肌に直接触れるシューズのメッシュ部分にも採用を広げているところです。
<メディエル>の臨床データをもとに学会発表、皮膚専門雑誌への投稿、カタログ通販やアトピー患者の会への働きかけを進めていきます。また、それ以外にも入院患者の標準肌着など、人々のストレスを減らし、それが安心を与える肌着へと定着していけたらと考えています。