更新日:2003/11/7
<クラリーノ>製のバレーボール
そう、手触りの柔らかい方が<クラリーノ>製のボールです。ソフトな感触とプレー中に伝わる肌のタッチは、「天然皮革よりもなじみがいい」と選手の間で高い評価を得ています。
そうです。バレーボールは動きの激しいスポーツでしょう?ボールにもそれに耐え得るだけの強度が必要です。<クラリーノ>をはじめ従来の人工皮革は、基布の表面に樹脂を厚くコーティングすることで強度を持たせていましたが、そうすると手触りまでが硬くなってしまう。そこで、基布のソフトな感触を損なわないよう、薄くても強度が得られるコーティング技術を考えました。
コーティング層は従来の8分の1。薄くてソフトな仕上がりに
コーティング技術のほかに、柔軟剤を染み込ませたり、お湯を張った洗濯機のようなドラムに入れてほぐすような特殊な柔軟加工を取り入れて、ボールとしての衝撃吸収性とリバウンド性が両立できるような構造にしてソフトにしました。開発でこだわったのは、従来の人工皮革では実現できなかった柔らかさと、選手たちが肌で感じるタッチの部分です。開発の段階では、試作品を実際に選手たちに使ってもらい、ボールの表面のすべり具合やフィット感を聞いて改良を重ねました。

すでに一般の試合では使われ始めていますし、世界の舞台では2003年のワールドカップ、2004年のアテネオリンピックで見られると思います。