靭性発現のメカニズム

引張、曲げにおいて大きな靭性を発揮します。高靭性型複合材に引張応力を加えた際、下図のように載荷軸に対して垂直にクラックが発生し、これを補強繊維が架橋します。このとき繊維による架橋能力が高いため、初期ひび割れがそのまま破壊につながることなく、次々と新しい微小なひび割れを多く発生することにより、大きな引張歪みを得ることができます。


 

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