社長メッセージ

代表取締役社長 伊藤 文大

当第3四半期連結会計期間(平成21年10月1日~平成21年12月31日)の経営環境は、リーマン・ショック後の最悪期を脱し、当社製品需要も全体として回復基調にあります。特にポバール樹脂、<エバール>がアジアに加え欧米市場でも回復に向かい、ポバールフィルムを始めとした液晶向け材料も好調に推移しました。また、昨年4月からスタートさせた中期アクションプランの中で、固定費削減などの収益構造改善策に全社を挙げて取り組み、その成果も上がってまいりました。

これらの結果、売上高は85,588百万円(前期比1.7%増)、営業利益は9,787百万円(同22%増)となり、四半期ごとに収益力の回復が進み、売上回復状況もピーク時(前期前半)のおよそ85%まで戻りました。

こうした状況を踏まえ、上記事業の好調持続が見込まれることから、通期業績予想は売上高3,300億円(前回予想比±0億円)、営業利益280億円(同+50億円)、経常利益265億円(同+55億円)、当期純利益140億円(同+15億円)と、利益について上方修正いたしました。

回復基調にあるとは言え、経済環境は依然予断を許さない状況が続いています。今後も、収益構造改善策を継続するとともに、将来に向けた新事業開発に注力し、社会的存在価値のある企業を目指してまいります。

なお、当社は株主の皆様への利益配分を経営の重要課題と位置付け、連結純利益に対する配当性向は30%以上を目標としています。この方針に基づき、当期の年間配当金は16円(中間配当金8円に加え期末配当金8円)を予定しております。

皆様には、今後とも一層のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2010年2月5日
代表取締役社長 伊藤 文大