
2009年度(2009年4月1日~2010年3月31日)の経営環境は、リーマン・ショック後の世界景気後退局面から次第に持ち直してきてはいるものの、予断を許さない状況が続きました。当社製品需要も全体として回復基調にありますが、事業、地域によってその度合いにはばらつきがありました。
こうした中で当社グループは、中期アクションプラン『GS-Twins』に掲げた課題の内、特に喫緊かつ最優先の課題として「固定費の削減」「設備投資の圧縮」「在庫削減」といった収益構造改善策に全社を挙げて注力してきました。 この結果、2009 年度連結決算の売上高は需要低迷や円高の影響を受け332,880 百万円(前年比11.7%減)と減収になりましたが、営業利益は30,451百万円(同4.0%増)、経常利益は28,925百万円(同7.9%増)、当期純利益は16,315百万円(同25.7%増)と増益を達成することができました。
しかしながら、リーマン・ショックで損なわれた業績の回復は進みましたが、いまだ完全に復調したとは言えません。従いまして、2010年度においても引続き『GS-Twins』に掲げた収益構造改善策を全社的に推進し、さらに事業拡大、成長に向けた積極的な施策も実行します。これらにより2010年度は売上高3,600億円、営業利益430億円、経常利益410億円、当期純利益240億円を目指します。
当社は株主の皆様への利益配分を経営の重要課題と位置付け、連結当期純利益に対する配当性向30%以上を目標とし、持続的な業績向上を通じて増配を目指します。2009年度の期末配当金は1株につき8円とさせていただく予定です。この結果、2009年度の配当金は中間配当金と合計しますと1株につき16円(配当性向34.1%)となります。
また、2010年度の年間配当については、予想連結当期純利益240億円を前提に、1株当たり8円増配の24円(配当性向34.8%)とする予定です。
株主の皆様には、今後ともいっそうのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2010年4月30日
代表取締役社長 伊藤 文大