2009年1月
男女とも進むカラー化 女児は2人に1人が“ピンク系”を購入
平均購入価格は33,600円 「鞄専門店」「インターネット」での購入が人気
ランドセルの素材などに幅広く用いられる人工皮革<クラリーノ>を製造販売している株式会社クラレ(本社:東京都千代田区)では毎年、全国の<クラリーノ>製ランドセル購入者を対象にアンケート調査を実施しています。
今シーズン、すでにランドセルを購入した400名(2008年12月26日までに到着したアンケートはがきより男女各200名を無作為抽出)のデータを集計し、昨年(2008年=サンプル数400名)のデータとも比較してみました。
まず、購入したランドセルが「贈答」なのか「購入」したものかについて聞いたところ、3割以上が「贈答」(32.0%)と回答、「購入」(68.0%)は7割弱です。
「贈答」は昨年(33.0%)より僅かに1ポイント減っていますが、可愛い孫や親戚の子の小学校入学のお祝いにランドセルをプレゼントするという入学シーズンならではの光景が浮かびます。
ランドセル購入に当って選択したのは誰だったかを聞いてみました。
従来、ランドセル選択の主導権は母親にありましたが、最近は子どもに選択権が移っています。
男児の場合、4年前までは母親が子どもを大きく上回っていましたが、3年前(2006年)に男児の選択が5割(51.5%)となり、初めて母親(28.5%)を超えました。昨年は5割を下回りましたが、今年(55.0%)は前年より10ポイント増で2年ぶりの過半数となりました。 一方、女児(72.5%)の選択権は昨年(64.5%)より8ポイント増え、2年ぶりに7割以上となりました。
なお、男児では女児より父親の選択権が6ポイント以上高くなっており(男児=9.5%、女児=3.0%)、この傾向は過去6年間続いています。
いち早く「ランドセル」を購入した人は、どこで買ったのでしょうか。
(1)量販店(42.5%、昨年56.5%)(2)百貨店(17.5%、昨年24.5%)は昨年比で減少しています。(3)鞄専門店(13.2%)、(4)インターネット(9.0%)(6)保育幼稚園(3.0%)(7)ホームセンター(2.3%)は昨年比で増加しており、ランドセルの購入店が多極化しています。
<クラリーノ>製ランドセルを選択した理由を聞いたところ、半数以上が(1)軽いから(52.0%)を挙げてトップです。発育盛りの子どもが重い教材を入れて背負うものだけに、軽さに対するニーズは依然として強いものがあります。次いで、今年は(2)色が気に入った(38.0%)が昨年(24.8%)より13ポイント増えて一昨年以来2年ぶりに第2位の選択理由に浮上し、(3)機能(26.5%)を抜きました。女児は昨年の順位と同様、(1)軽いから(48.5%)(2)色が気に入った(47.0%)が選択理由の1位と2位です。
(4)価格が手ごろ(22.0%)を挙げた人は昨年(17.3%)より約5ポイント増加。景気悪化の影響で経済的な理由が重視されてきているのかも知れません。以下、(5)<クラリーノ>で安心(14.8%)(6)仕上げが良い(13.8%)(7)丈夫だから(13.5%)と続き、(8)キャラクター製品だったから(8.3%)を選んだ人は昨年(11.0%)より約3ポイント減少し、7位から1ランク順位を下げました。
ちなみに、何色のランドセルを購入したかの質問では、男児では半数以上が黒(55.0%)、女児では3割弱が赤(27.5%)で昨年より15ポイント減少しています。6、7年前から広がり始めたカラー化がさらに浸透、男児では青系(17.5% ブルー、マリンブルー、ロイヤルブルーなど)に次いで紺系(13.0%)、茶系(7.0%)と緑系(6.5%)が、また女児ではピンク系(ピンク、チェリーピンク、ストロベリーピンク、ローズピンクなど)が5割強(53.5%)を占め、赤を押さえて2年ぶりに第一のカラーとなっています。女児の青系(11.5% アクアブルー、スカイブルー、サックスブルーなど)も昨年(8.0%)に続き増加の傾向にあります。
購入価格は、全体平均が33,600円。原材料高騰の影響や“プレミアムランドセル”の人気から昨年は前年比4,600円高くなりましたが、今年は700円ほどの上昇に留まっています。男児(30,700円)より女児(36,500円)の方が5,800円ほど高く、その差は昨年(=1,400円)の4倍以上に開いています。
最後に、近所の小学生が何年生までランドセルを背負って通学しているかを聞いてみました。
7割以上が (1)6年生(75.7%)までと答え、小学生の最高学年までランドセルを使用する傾向は変わりません。以下、(2)3~4年生(10.0%)(3)5年生(1.5%)と続きます。
アンケート調査の結果からも分かるように、多くの消費者が6年生までの長い期間使用することを念頭に置いています。それだけに“丈夫で長持ち”する品質と発育ざかりの子どもに負担をかけない“軽量性”、長期間の使用で“飽きがこない”ということも留意点です。
以上
小学校を卒業すると想い出がたくさん詰まったランドセルは、まだまだ使えるにもかかわらず物置や押入れ等に保管されているケースがほとんどです。そこで、6年間頑張ってくれた使用済みのランドセルにノート・えんぴつ・ボールペン・クレヨン等の学用品を入れて、世界で最も物資が不足している国のひとつであるアフガニスタンやモンゴルの子供たちにプレゼントするという活動が「ランドセルは海を越えて」キャンペーンです。
2004年からスタートしたこの活動により、昨年までに50,000個以上のランドセルが海外の子供たちにプレゼントされました。
6年目を迎えた2009年も、引続きランドセルの募集を行うこととし、1月20日から応募受付を開始しています。各所から集められたランドセルは、クラレが※送料を負担してアフガニスタンなどに送り届けられます。
(※ランドセルの国内の集荷場所までの送料は、ランドセルの提供者にご負担いただきます)
応募受付先、過去の活動など詳しくは以下のページをご覧下さい。
http://www.kuraray.co.jp/csr/randoseru/
| 主催 | (株)クラレ http://www.kuraray.co.jp/ |
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| 後援 | (財)ジョイセフ http://joicfp.or.jp/jpn/randoseru/index.shtml (社)日本かばん協会・ランドセル工業会 http://www.randoseru.gr.jp/ |