kuraray 株式会社クラレ


ランドセル事情

2000年「ランドセル」購入者アンケート

2000年2月

3人に1人が「贈答」で入手、品選びは4割が「母親」

クラレでは毎年、<クラリーノ>ランドセル購入者を対象にアンケート調査を実施しています。年末から1月にかけてすでにランドセルを購入した人200名(1月末までに到着した購入者アンケートより男女使用者各100名を無作為抽出)のデータを集計し、10年前(1990年4月の入学者、データ数=8,200名)のデータとも比較してみました。

調査結果 解説

1. 約3人に1人が「贈答」、男児では4割にも

購入したランドセルが「贈答用」か「自己使用」なのかについて聞いたところ、約3人に1人が「贈答用」(32.5%)と回答、「自己使用」は3人に2人(67.5%)です。
10年前のデータでも「贈答用」(34.0%)は3人に1人の割合で、この傾向はあまり変わっていません。小学校入学のシンボルとしてランドセルをプレゼントするというのは定着しているようです。
男女別に見ると、男児は4割(41.0%)を超えるのに対し、女児では4人に1人(24.0%)となっています。

2. ランドセル選びは「母親」が4割、4人に1人は子ども自身が選択

ランドセル購入に当たって選んだのは誰かを聞いてみました。
一番多いのは(1)母親(41.0%)で、5人に2人となっています。これは男女を問わず同じ比率で、細かいところにも目がいく母親の気配りの表れでしょうか。
次いで、約4人に1人は(2)子供(26.5%)が自分で選んでおり、男児(25.0%)より女児(28.0%)の方が自分で選ぶケースがやや多くなっています。
(3)父親(16.0%)が選ぶケースも比較的多く、子どもの新入学に対する関心の高さが現れています。(4)祖母(11.5%)は(5)祖父(4.0%)より多くなっています。

3. 購入場所は多様化…通販、家具店、ホームセンターなどでも

いち早く「ランドセル」を購入した人は、どこで買ったのでしょうか。
双璧は(1)百貨店(22.0%)と(2)スーパー(21.0%)です。しかし、10年前より4~5ポイント減少しています。
また、(3)幼稚園(17.0%)や(5)通信販売(9.5%)も挙がっており、ランドセルは早い時期から販売が始まっているようです。
(注)1990年の調査では、通信販売、家具店、ホームセンターは「その他・不明」で集計。

4. クラリーノの魅力は「軽さ」「信頼性」「手ごろな価格」

<クラリーノ>ランドセルにした理由を聞いたところ、6割強が(1)軽いから(62.5%)を挙げて断然のトップです。発育盛りの子どもが重い教材を入れて背負うものだけに、軽さに対するニーズは強いものがあります。次いで、(2)信頼できるので(43.5%)、(3)価格が手ごろ(25.5%)などが挙がっています。まだ小さい子どもだけに、6人に1人が(4)キャラクター製品だったから(15.5%)を挙げ、無視できない要素となっています。人気のあるキャラクターは男児では「ピカチュウ」「スヌーピー」「ドラえもん」など、女児では「マイメロディ」「ハローキティ」「スヌーピー」「ミニー」などとなっています。

5. 購入価格の全体平均は26,000円、贈答比率を反映して男児が約1,000円高

購入価格は、「2.5~3万円」(39.5%)をピークに「3~3.5万円未満」(18.5%)、と「2~2.5万円未満」(16.0%)に広がる形となり、全体平均価格は26,038円です。
贈答比率の違いと思われますが、女児(25,469円)より男児(26,614円)の方が1,100円ほど高くなっています。90年の平均価格は21,607円ですから、この10年で4,500円(約2割)ほど高くなっていますが、この間にキャラクターものやブランド品、はっ水加工、耐傷性向上といった機能性重視のランドセルが登場した影響かと思われます。