1999年
ピッカピカの「ランドセル」
3人に1人が「贈り物」
約2割が2万8千円から3万2千円を購入
年が明けて百貨店やスーパーには真新しいピカピカのランドセルが並び始めました。
ランドセルの素材である人工皮革「クラリーノ」を生産している(株)クラレでは、毎年購入者を対象にアンケートを実施しています。七万五千人のデータから最近の傾向をまとめると…。
98年に入学した子どもたちの「クラリーノ」ランドセルは三人に一人が「贈答」(33%)です。この傾向はここ数年変わらず、高齢化社会とともに祖父・祖母からのプレゼントが定着しているように思われます。
購入価格を見ると、約二割が2.8万~3.2万円(20%)を購入しています。この価格帯のランドセルは「軽量」「傷が付きにくい」「はっ水性」「光反射テープ」など、品質や安全性に気を配った高付加価値の製品となっています。以下、2万~2.4万円(18%)、2.4~2.8万円(15%)、1.6万~2万円(15%)となり、四つの山を構成しています。ここ三年の推移では2.8万円以上のランドセルが増える傾向にあります。
いつ購入したかでは、約四割が二月(38%)、約三割が三月(28%)、二割強が一月(24%)で、二月に商戦のピークを迎えます。そして、約半数がデパート(27%)と量販店(23%)の購入で占められます。
「クラリーノ」ランドセルの購入動機の一番は何といっても軽いこと(36%)。人工皮革ゆえの軽さが発育途上の子どもに負担をかけたくないという親の願いとマッチして今では六割のランドセルが「クラリーノ」製となっています。次いで、二割が信頼できる(22%)、一割強が価格が手ごろ(15%)を挙げています。