将来就きたい職業

2018年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」 男の子編

2018年4月4日

【男の子】編

男の子が「将来就きたい職業」トップ20 (n=2,000)
2018年(今年) 2017年(昨年) 2008年(10年前) 2003年(15年前)
職業 職業 職業 職業
1 スポーツ選手 20.5 1 スポーツ選手 21.9 1 スポーツ選手 30.2 1 スポーツ選手 31.6
2 警察官 12.5 2 警察官 14.5 2 消防・レスキュー隊 7.0 2 運転士・運転手 8.5
3 消防・レスキュー隊 7.8 3 運転士・運転手 9.0 3 運転士・運転手 6.7 3 大工・職人 7.6
4 運転士・運転手 7.5 4 消防・レスキュー隊 8.6 4 警察官 5.8 4 消防・レスキュー隊 5.8
5 TV・アニメキャラクター 6.3 5 TV・アニメキャラクター 5.7 5 大工・職人 5.0 5 警察官 4.1
6 研究者 4.6 6 研究者 3.5 6 ケーキ屋・パン屋 4.6 6 TV・アニメキャラクター 4.0
7 医師 4.5 7 ケーキ屋・パン屋 3.5 7 パイロット 4.0 7 自営業 3.3
8 大工・職人 4.0 8 医師 3.2 8 TV・アニメキャラクター 3.3 8 ケーキ屋・パン屋 3.3
9 ケーキ屋・パン屋 3.0 9 大工・職人 3.0 9 医師 3.1 8 医師 3.3
10 自営業 2.4 10 パイロット 2.2 10 研究者 2.9 8 おもちゃ屋 3.3
11 パイロット 2.1 11 料理人 2.0 11 教員 2.3 11 パイロット 2.8
12 料理人 1.8 12 芸能人・歌手・モデル 1.9 12 芸能人・歌手・モデル 2.2 11 料理人 2.8
13 芸能人・歌手・モデル 1.5 13 車整備・販売 1.5 13 料理人 2.1 13 研究者 2.4
13 宇宙関係 1.5 14 宇宙関係 1.5 14 車整備・販売 1.8 14 会社員 1.7
15 ユーチューバー 1.4 15 ゲームクリエイター 1.3 14 おもちゃ屋 1.8 15 ゲームクリエイター 1.6
16 車整備・販売 1.4 16 自営業 1.2 16 会社員 1.6 16 車整備・販売 1.5
17 教員 1.3 16 教員 1.2 17 鉄道・運輸関係 1.3 17 教員 1.5
18 鉄道・運輸関係 1.3 18 建築家 1.1 17 販売・接客業 1.3 18 芸能人・歌手・モデル 1.4
19 ゲームクリエイター 1.2 19 おもちゃ屋 1.0 19 自営業 1.1 19 宇宙関係 1.1
19 エンジニア 1.2 19 鉄道・運輸関係 1.0 20 エンジニア 0.9 20 建築家 0.8
      19 動物園・遊園地 1.0            

※ 同一%で順位が異なる場合がありますが、これは実数を元に順位付けしたためです。

不動の1位は「スポーツ選手」

男の子の1位は、調査を開始した1999年から20年連続で「スポーツ選手」となりました。内訳を見ると「サッカー」(54.9%)が圧倒的人気で1位、続いて「野球」(24.1%)が2位となりました。「野球」は過去最低だった昨年から6.3%戻しました。大谷翔平選手や清宮幸太郎選手の姿が刺激になっているのかもしれません。また、2016年にスタートしたBリーグの影響か、「バスケットボール」が2.2%で過去最高の比率になりました。

「スポーツ選手」に占める「サッカー」「野球」の割合 [サッカー]1999年57.4、2000年50.7、2001年52.0、2002年41.4、2003年59.3、2004年61.4、2005年48.4、2006年52.8、2007年57.1、2008年48.4、2009年43.3、2010年49.5、2011年61.4、2012年67.6、2013年66.4、2014年61.3、2015年65.5、2016年58.8、2017年57.7、2018年54.9 [野球]1999年27.3、2000年31.5、2001年33.0、2002年26.8、2003年25.0、2004年23.6、2005年28.9、2006年32.9、2007年31.9、2008年32.2、2009年34.6、2010年31.4、2011年22.9、2012年19.1、2013年19.3、2014年22.3、2015年19.2、2016年21.3、2017年17.8、2018年24.1

「研究者」、「医師」ともに比率は過去最高

6位「研究者」は昨年から1.1%増加し4.6%、7位「医師」は昨年から1.3%増加し4.5%で、ともに過去最高の比率になりました。順位はともに過去最高タイです。TVドラマの影響か、「医師」の内訳には「フライトドクター」という回答もありました。

「ユーチューバー」が15位となり、初めて20位以内に

ネット&スマホ世代らしく「ユーチューバー」が15位となり、初めて20位以内に入りました。19位「ゲームクリエイター」を追い越し、13位「芸能人・歌手・モデル」に迫る勢いです。新しい職業としては「レゴビルダー」(0.4%)という回答もありました。
「スポーツ選手」内訳(%)
(2018年n=410、2017年 n=437)
競技名 2018年 2017年
サッカー 54.9 57.7
野球 24.1 17.8
レーサー・ライダー 3.2 2.3
バスケットボール 2.2 1.6
格闘技・空手・相撲 2.0 1.8
テニス 2.0 1.6
陸上・マラソン 1.5 0.7
競馬・競輪・競艇 1.2 0.5
水泳 0.7 1.6
体操 0.7 1.1
ゴルフ 0.5 0.9
スケート・スキー 0.0 0.2
その他 7.0 12.1

参考

男の子の親の「就かせたい職業」トップ10 (n=2,000、1998年のみn=3,000)
2018年(今年) 2017年(昨年) 2008年(10年前) 1998年(20年前)
職業 職業 職業 職業
1 公務員 22.3 1 公務員 19.8 1 公務員 19.9 1 公務員 19.2
2 医師 10.4 2 スポーツ選手 9.9 2 スポーツ選手 16.7 2 スポーツ選手 14.5
3 スポーツ選手 8.5 3 医師 9.0 3 医師 9.8 3 医師 10.2
4 会社員 6.5 4 会社員 7.2 4 会社員 8.5 4 会社員 6.0
5 消防・レスキュー隊 5.2 5 消防・レスキュー隊 6.5 5 消防・レスキュー隊 4.6 5 エンジニア 4.2
6 エンジニア 5.1 6 警察官 6.3 6 パイロット 4.2 6 パイロット 3.6
7 研究者 4.1 7 研究者 3.5 7 大工・職人 3.7 7 教員 3.6
8 警察官 3.8 8 エンジニア 3.1 8 教員 3.1 8 大工・職人 3.5
9 パイロット 3.4 9 建築家 3.1 9 エンジニア 2.7 9 建築家 3.4
10 建築家 3.2 10 運転士・運転手 2.9 10 建築家 2.3 10 自営業 3.0

さらに高まる「公務員」人気、「スポーツ選手」は3位に後退

1位は今年も「公務員」で、昨年から2.5%増加の22.3%となりました。「医師」は昨年から1.4%増加し、4年ぶりに2位に順位を上げました。一方で、「スポーツ選手」は8.5%で過去最低の比率となり3位に後退しています。また、最近は「パイロット」不足が話題となっていますが、今年は9位まで順位を戻しています。