その他 社会事情など

現代OLと目

1996年12月

パソコンの普及は、OLたちの視力に影響あり!?

パソコンの普及で、ディスプレイを通して文字を読む機会がふえていますが、あなたの視力は落ちていませんか。
高分子化学技術を「コンタクトレンズ」に応用して、ハードとソフトの両タイプを製造・販売しているクラレでは、東京と大阪に勤務するOL500人を対象に「現代OLと目」をテーマにアンケート調査を実施しました。
6年前にも同様の調査をしていますので、視力矯正の現状などを比較してみました。

視力0.6以下のOLは約7割

どちらか悪い方の裸眼視力が0.6以下のOLは約7割(66.2%)、中でも0.1以下は約4割(39.9%)にも達しています。6年前と比べ、0.1以下は5ポイントほど減ったものの、0.2~0.6がやや増えています。

視力低下は「小学校低学年」から始まり「高校生」までで7割に

どちらかが0.6以下のOL317人に、目が悪くなった時期について聞いたところ、4人に1人が「高校生のころ」と回答。早い人は「小学校低学年」(8.8%) から始まり、高校生までに約7割(73.5%)が目を悪くしています。

目を悪くした原因のベスト3は「姿勢の悪さ」「テレビの見すぎ」「何となく」

3割以上のOLが目が悪くなった原因として(1)姿勢の悪さ(33.4%)、(2)テレビの見すぎ(31.2%)、(3)何となく悪くなった(30.9%)を挙げています。6年前の調査と比較すると、「何となく」とか「OA機器の扱いすぎ」が増えています。

6割強が視力矯正

視力矯正はどのようにしているのでしょうか。目は悪くないので何もしていないという正常組は約3割。残りの約7割のうち、悪いけど何もしていない放置組が約1割(7.7%)います。全体の6割が矯正組です。その方法は、(1)メガネとコンタクトの併用(24.6%)が最も多く、(2)適宜メガネを使用(17.5%)、(3)コンタクト使用(13.6%)、(4)メガネ使用(6.5%)、(5)適宜コンタクト使用(1.7%)となっています。

コンタクトの初体験は3人に1人が「高校時代」

コンタクトを使用しているOL191人に、初めて購入したのは何時だったのかを聞いたところ、約3割が(1)高校時代(33.0%)で最も多く、次いで(2)短大・大学時代(26.7%)、(3)就職してから(20.9%)、(4)中学時代(11.0%)となっています。8割近く(75.3%)が社会人になる前にコンタクトを購入しています。

コンタクトを使い始めたきっかけは、約3割が「友人がしていたので」

コンタクトレンズを使い始めたきっかけで最も多いのは、(1)友人がしていたので(27.7%)です。以下、(2)スポーツをするので(18.3%)、(3)医者のすすめで(17.8%)となります。

コンタクトレンズの所有数は、7割が1セット

コンタクトを2セット以上所有しているOLは2割未満(17.9%)で、7割(70.6%)が1セットのみの所有です。全体平均は 1.3セットとなります。

これまでの買換え回数は平均3.7回

コンタクトを使いはじめてから現在までの買換え回数の平均は3.7回。意外と頻繁に買換えています。当然のことながら、年齢とともに買換え回数は増えており、30歳以上のOLは5回以上の買換えが4割を超えています。

平均購入価格は3.3万円。4割が「専門店」で購入

コンタクトレンズの購入価格グラフコンタクトレンズの購入価格グラフ
(平均購入価格は3.3万円)

一番最近に購入したコンタクトレンズの購入価格を聞いてみました。(1)2万円台(26.1%)が最も多いものの、(2)3万円台(21.5%)や(3)4万円台(20.9%)も各2割づつてす。平均価格 は3.3万円となります。また、購入先で最も多いのは(1)専門店(42.4%)、次いで(2)眼科医(35.1%)となり、約8割がこの両者で占められます。

7割が「コンタクト紛失」の経験あり。3割が洗顔中に紛失

コンタクトといえば紛失して探し回る情景が目に浮かぶほど縁深いものです。これまでに無くしたことのあるOLは7割(71.2%)を超えています。3人に1人が「3回以上」(34.5%)という多さで、「1回」(28.7%)や「2回」(26.5%)も少なくなく、平均すると2.9回となります。どんな時に無くしたかを聞いたところ、3割が(1)洗顔中(30.9%)、約2割が(2)洗浄中(19.15)です。その他、(3)スポーツ中(16.2%)や(4)装着中(10.3%)というOLもいます。無くした場所は5割が「自宅の洗面台」(51.4%)となっています。

6人に5人が「結局見つからなかった

無くした経験を持つOL136人に紛失したコンタクトが発見できたかどうかを聞いたところ、8割以上が「見つからなかった」(84.6%)と答えています。コンタクトは、無くしたら戻らないことを肝に銘じて管理することが大切なようです。