その他 社会事情など

現代家庭の情報生活
~この10年間で、「ネット+ディスプレイ」化が加速~

2010年12月

パソコン、薄型テレビなどの液晶ディスプレイに使われる光学用ポバールフィルムでトップシェアを持つ、化学メーカーのクラレは「現代家庭の情報生活」に関するアンケート調査を行いました。同テーマの調査は、2000年に続いて10年ぶり2度目の実施です。
二つの調査結果を比較すると、この10年間で、パソコン、携帯電話、電子メールなどの「ネットワークツール」が急速に家庭に浸透したことが見て取れます。
これらに押されるかたちで、旧来の情報ツールである新聞、書籍・雑誌、固定電話などにかける費用は、家計の中では大幅に低減する傾向にあります。
一方で、電子書籍やスマートフォンなどの新型情報端末機器の登場、携帯電話の高機能・多機能化により、さまざまな情報が得られる時代になりました。暮らしの中で液晶に代表される「フラットパネルディスプレイ」(以下、ディスプレイ)を眺めている時間は長くなり、「1日平均5時間半」という結果に。
時刻表、地図、辞書、家庭の医学などのように、かつては一家に1冊常備されていたものも、今や「ネット+ディスプレイ」で見ることが普通になりつつあるようです。

ご参考
2000年8月発表の「家庭の情報化アンケート」はこちら
http://www.kuraray.co.jp/enquete/life/home/

調査結果より (※印=2000年調査と比較あり)

1.家庭の情報化に関する製品

(1) 現在、家庭に所有・装備しているもの 三種の神器は「PC」「携帯」「デジカメ」
(2) 近い将来、購入したいもの スマートフォンなどの「携帯情報端末」がトップ

2.家庭での電子メール使用

(1) 仕事以外の電子メール使用頻度 中高年世代の使用が激増
(2) 電子メールの手段(PC/携帯) 半数以上が“携帯メール派”
(3) 電子メールの送受信件数 1日平均受信29.1通、送信6.4通
(4) 夫婦のメール交換 平均1日1回、20代夫婦は1日2回

3.家庭の情報経費

1カ月にかかる情報経費 10年間で8千円減

4.家庭の情報化と「ディスプレイ」生活

(1) 自宅で長時間見ているもの 夫テレビ、妻パソコン、家族の顔は3~4番目
(2) ディスプレイ視聴時間 ディスプレイ生活は1日5時間半
(3) PC・携帯・情報端末で見るもの 中高年「グルメガイド」、若者「時計」「カレンダー」
(4) PC・携帯・情報端末で「事足りる」「物足りない」もの 「新聞」は50代以上の半数「物足りない」

調査概要

調査時期 2010年9月
調査方法 インターネット調査
調査対象 首都圏、近畿圏に居住する500世帯
  • 首都圏(1都3県=東京、千葉、埼玉、神奈川)
  • 近畿圏(2府4県=大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、兵庫)
  • 家族の生活・行動、家計の事情を最も把握している主婦が回答。
サンプル構成 上段は実数(人)、下段は構成比(%)
  首都圏 近畿圏 合計
地域 250
(50.0)
250
(50.0)
500
(100.0)
  20代 30代 40代 50代以上 合計
年齢 90
(18.0)
183
(36.6)
138
(27.6)
89
(17.8)
500
(100.0)
  勤め人・パート 専業主婦 自営業他 合計
職業 167
(33.4)
315
(63.0)
18
(3.6)
500
(100.0)

2000年版「現代家庭の情報化」調査概要

調査時期 2000年5月
調査方法 アンケート用紙による留置法
調査対象 首都圏、近畿圏に居住する主婦500人(有効回答481人)
サンプル構成 上段は実数(人)、下段は構成比(%)
  首都圏 近畿圏 合計
地域 245
(50.9)
236
(49.1)
481
(100.0)
  20代 30代 40代以上 合計
年齢 89
(18.5)
200
(41.6)
192
(39.9)
481
(100.0)
  • 年齢は「20代」「30代」「40代以上」の3分類で集計。
  勤め人・パート 専業主婦 自営業他 合計
職業 241
(50.1)
219
(45.5)
21
(4.4)
481
(100.0)