その他 社会事情など
いまどきの若者、視力チェック!
「20代シングルと目」
1999年3月
「目は口ほどにものを言う」とか「情報の8割は視覚から得られる」といわれるように、目は私たちにとって大切な器官ですが、日本は一般的に“近視大国”といわれています。高分子化学技術をコンタクトレンズに応用して“ハード”“ソフト”の両タイプを製造・販売している(株)クラレでは、入学・就職等コンタクトレンズの需要期を前に、20代シングル男女500人を対象に目についてのアンケート調査を実施し、その結果をまとめました。
視力0.7未満7割、0.3未満5割という実態
- 20代シングルに現在の視力を聞いたところ、左眼・右眼どちらか悪い方の裸眼視力が0.7未満は約7割(68.9%)です。特に、0.3未満が男女とも半数を超えるという状況で、“近視大国”といえる結果です。
- どちらかの視力が0.7未満の男女262名に目が悪くなった時期をきいたところ、視力の低下は「小学校高学年」から始まっており、「高校生」までで約8割が悪くなっています。女性では「社会人になってから」(16.2%)悪くするケースも多く、業務のOA化が視力の低下に拍車をかけているのかも知れません。
- 視力が悪くなった原因を当事者たちは、(1)テレビの見すぎ、(2)本の読みすぎ、(3)姿勢の悪さなどと自己診断しています。なお、パソコンのしすぎは女性に、TVゲームのしすぎは男性に多くなっています。
- 自分の目を愛護するため、約4割が(1)時々、遠くを見たり緑を見る、(2)電車・バスの中で本や新聞を読まない、(3)目薬をさすなどを実行しています。
視力矯正は、メガネ、コンタクト併用がトップ
- 視力矯正の必要がないという正常組はわずか2割。悪いけれど何もしていない放置組は6%で、残りの7割が視力矯正組です。内訳は(1)メガネ&コンタクト併用派が3割を占め、(2)コンタクト派、(3)メガネ派、(4)適宜メガネ派と続いています。
- コンタクトの長所には「外見がよい」「激しい運動も可能」「目の悪いことが分からない」を挙げています。メガネの長所は「手入れが簡単」「目を痛めない」「使い勝手がよい」です。
コンタクトレンズへの知識十分
- 全体の約半数(47.1%)がコンタクトレンズを使用しており、そのタイプ別内訳は4割強が酸素透過性のハード、3割強がソフトです。6人に1人が使い捨てコンタクトを使用しています。
- そのタイプのコンタクトを選定した理由は、医者のすすめや装着感がない、手入れが簡単などとともに「自分の好み」も多く、現代の若者はコンタクトの知識も十分持っていることが伺えます。
- 20歳までに約8割がコンタクトを使用しており、これまでに3.4回購入。購入金額は2.7万円、4割強が「専門クリニック」、2割強が「眼科医」と「メガネ量販店」で購入しています。そして、6割がこれまでにコンタクトレンズを紛失経験があり、その8割は結局「見つからなかった」とのことです。