1997年3月
「桜前線」の北上とともに、新入学シーズンが迫ってきました。この春、小学校に 入学する児童を持つお父さん、お母さんにとって期待とともに不安も大きいことでしょう。
インターネットでもご協力いただいた一言アンケート、「小学校入学に当たって不安に思っていること」を父母各500名、計1,000名の回答を抽出してまとめました。
約2割のお父さん、お母さんが(1)友だちと仲良くできるか(18.9%)、(2)いじめにあわないか(17.9%)を心配しています。社会的にも問題となっている“いじめ”が色濃く影を落としており、多くの父母が友だちと仲良く、いじめにあわないことを望んでいます。
また、(3)勉強についていけるか(8.8%)や(4)交通事故にあわないか(8.7%)も大きな心配事です。「勉強」は父親(6.4%)より母親(11.2%)に、「交通事故」は母親(7.4%)より父親(10.0%)の方に 心配する度合いが高くなっています。
父親の心配が(1)友だち(23.2%)、(2)いじめ(18.6%)、(3)交通事故(10.0%)の3つに集中しているのに対し、母親は(1)いじめ(17.2%)、(2)友だち(14.6%)、(3)勉強(11.2%)、(4)よい先生(8.2%)、(5)交通事故(7.4%)などと多岐にわたって心配を抱えています。また、日常的に子どもとつきあい性格を熟知しているだけに、(6)今の性格が消極的、人見知りする、おとなしいので…(5.6%)と、母親ならではの心配もあるようです。
全体で8位の(8)授業に集中できるか(4.0%)は、今まで幼児教育の中で自由奔放にやっていただけに、じっと座って授業を聞いていられるかが不安ということのようです。9位にランクされた(9)学校給食(3.8%)は、昨年猛威を振るったO-157 だけでなく、偏食する、食べるのが遅い、食が細いといった家庭における食生活の現状から心配するケースも含まれています。