その他 社会事情など

1,200人に聞いた
増やして欲しい休日・祝日

1996年6月

希望の多いのは8月15日の「終戦記念日」と3月3日の「ひな祭り」。
今年から新たに7月20日が「海の日」として祝日になります。わが国の祝日は、この「海の日」と祝日と祝日の間を休日とする5月4日を含めると年間15日です。アメリカやカナダが10日、フランスが11日ですから世界的にみても祝日の多い国といえます。ともすると“働き過ぎ”が非難されますが、祝日数に限れば先進国です。クラレでは、'96年クラレ・カレンダーをプレゼントするに当たり、応募ハガキに「増やして欲しい休日・祝日」を記入してもらいました。
有効回答1,178人の中で、最も多かったのは8月15日の「終戦記念日」です。昨年が戦後50年の節目の年だったせいか15.4% がこの日を休日にして欲しいと希望しています。次いで多かったのが3月3日の「ひな祭り」(14.2%)。5月5日の「子供の日」が端午の節句として男の子の祝い日となっているせいか、平等に女の子の節句も休日・祝日にして欲しいと希望しています。以下、その結果をレポートします。

調査概要

調査時期 1995年12月10日~12月29日
調査方法 ハガキによるアンケート調査
集計方法 20代・30代・40代・50歳以上の男女1,178名を抽出して集計。複数回答。

祝日のない6月、8月に新しい休日が欲しい?

7人に1人が挙げたのが8月15日の「終戦記念日」(15.4%)と3月3日の「ひな祭り」(14.2%)です。
戦後50周年が過ぎ、平和を願う記念の日として8・15の休日を望んでいるのは、女性(11.3%)より男性(21.0%)に多く、年代別では50歳以上(24.3%)が各年代を通じて最も高くなっています。
「ひな祭り」は男性(8.1%)より女性(18.7%)に多く、年代別では40代(21.1%)に高くなつています。
「海の日」の誕生によって、祝日のない月は6月と8月のみとなりました。回答者もそのことを意識しているのか、6月10日の「時の記念日」(5.6%)、8月15日を終戦記念日でなく「お盆の日」(1.3%)として、8月7日「花の日」(1.2%)、8月13日「先祖の日」(0.8%)、6月4日「虫歯予防デー」(0.6%)などがベスト20に入っています。

女性に希望の多い「夫婦の日」

性別で比較すると、「終戦記念日」は男性の希望日、「ひな祭り」は女性の望む増やして欲しい休日・祝日です。
男性では、「メーデー」(2.8%)や「お盆の日」(1.6%)、「先祖の日」(1.2%)、「虫歯予防デー」(1.0%)といった日がベスト10に入っています。また、クリスマスイブ(12/24)よりクリスマス(12/25)が上位にきています。12月は 23日が「天皇誕生日」ですので、24日も休日になると連休になりますが、年末で何かと忙しいため、1日でも間があった方が都合が良いのかも知れません。
女性では、8月7日「花の日」(1.5%)が7位です。名称はゴロ合わせですが、8月の休日が欲しいという希望のようです。「夫婦の日」が11月22日(1.3%)と2月2日(1.2%)の2種類挙がっています。夫婦のことを日ごろから考えているのは女性のようです。

20代では「クリスマスイブ」が4位に

年代別で見ると、若い世代では「終戦記念日」より「ひな祭り」が上位にランクされています。20代では12月24日の「クリスマスイブ」(4.2%)が4位です。12月23日の「天皇誕生日」との連休が望みなのでしょうか。
30代では「夫婦の日(2/2)」(3.8%)が登場し、他の年代と違って夫婦関係を強く意識しています。

40代の「ひな祭り」、50歳以上の「終戦記念日」

40代では、8月7日「花の日」(2.1%)が5位にランクされています。「終戦記念日」、「時の記念日」「花の日」と、祝日のない6月と8月にバランスよく新たな休日を希望しています。
50歳以上では、「終戦記念日」を約4人に1人(24.3%)が希望。また、同じ8月15日を「お盆の日」(2.3%)と呼称して休日にしたいという意向もあります。

8月15日は強く意識される日…

2人以上が挙げた「増やして欲しい休日・祝日」は101にものぼりますが、日本人が強く意識しているのはやはり8月15日です。「終戦記念日」や「お盆の日」の他に、「祈りの日」(3人)、「故郷の日」(3人)、「日本再生の日」(2人)などが挙がっています。