kuraray 株式会社クラレ


環境への取り組み

[Special Feature] 特集② ~cLCA※により効果の数値化へ~ CO2排出削減に貢献するクラレグループ製品、
バイオマス由来原料からできたガスバリア包装材<PLANTIC> ※cLCA : carbon Life Cycle Analysis : カーボンライフサイクル評価

近年、食品包装材料のバイオマス化が求められるようになってきており、このニーズに合致するクラレ製品のひとつに<PLANTIC>があります。
<PLANTIC>は、再生可能なバイオマス由来原料からできた食品包装用素材で、その優れたガスバリア性で食肉用途を中心に食品のバリア包装への採用が広がっています。バイオマス由来であるため、生育時にCO2を吸収し、従来の石油由来のプラスチック製容器に比べライフサイクルにおいて温室効果ガス(GHG)の排出量を大きく削減することができます。また、消費者が<PLANTIC>が使われている商品を選ぶことにより、GHG削減活動に参加することができます。<PLANTIC>はバイオマス原料であることについてDIN(ドイツ工業規格)、AIB-VINCOTTE社(ベルギーの認証機関)、日本有機資源協会の認証を取得しています。
<PLANTIC>はその高いガスバリア性で、惣菜などの日配品や食肉の消費期限延長に役立ち、オーストラリアでは既に大手スーパーマーケットで食肉用のガス置換包装トレイに採用されている他、欧州、米国での採用が始まっています。消費期限が延びることで近年グローバル規模での対策が強く求められている「フードロス※の削減」にも貢献できます。
食品包装分野の世界市場規模は非常に大きく、<PLANTIC>はGHG排出量削減のみならず、フードロスにも大きく貢献できるものと考えています。今後、オーストラリアに加え欧州、米国でのライフサイクルにおけるGHG排出量削減貢献についても調査を継続していきます。

日本有機資源協会の認定証

バイオマスマーク

AIB-VINCOTTE社の認定証

  • フードロス : 本来は食べられるのに規格外や賞味期限などのため廃棄されてしまう食品。世界では食料生産量の1/3に相当する年間13億トンに上るフードロスが発生しているといわれています。