kuraray 株式会社クラレ


社会性報告

社会との取り組み

クラレグループは、企業市民として社会的な問題に取り組むことは、企業として重要な社会貢献であると認識し、クラレグループ社会貢献活動方針に則り、文化・学術・環境・福祉の4分野を中心に活動しています。

社会との関わりの目標と実績
2015年度 2016年度目標
目標 実績 評価と課題
【学術】
「ランドセルは海を越えて」キャンペーンの着実な実行
  • 送付実績/7,111個
  • Webサイトを通じての一般募集、及び各事業所から近隣小学校へランドセル提供を募った
  • 計画通り実行。次年度も同様の取り組みを継続していく
  • 新たな支援先(国家)を探索する
【学術】
「少年少女化学教室」を5事業所と本社で年1回以上実施する
  • 開催実績/9回173名(倉敷2回、西条3回、岡山2回、新潟2回、他に鹿島事業所は、かみすフェスタ、青少年のための科学の祭典に出展)
  • 東京本社では夏休み子ども化学実験ショー(科学技術館)へ出展した
  • 計画通り実施できた
  • 事業所と本社で年1回以上実施する
  • 社外のイベントへの出展
  • 外部の連携先を探索する
【福祉】
知的障がい者の作業施設の運営
  • 雇用人数/障がい者:39名、指導員:12名
    (新潟/西条/倉敷/鹿島の合計)
  • 計画通り実行でき、雇用数を維持することができた
  • 作業施設での雇用者数の維持
【文化】【学術】【環境】【福祉】
事業所・関係会社において、地域とのつながりに重きをおいた既存活動を着実に実行する
  • 既存の活動に着実に取り組んだ
  • 新規取り組みとして、岡山事業所で児童テニス大会を開催した
  • 従前より取り組んできた活動の継続実施に加え、新たな取り組みを開始することができた
  • 活動の継続実施
  • 海外拠点も含めたグループ全体の活動状況を一元的に把握する

社会貢献活動

クラレグループの社会貢献活動について

クラレグループは、社会の健全で持続可能な発展が企業としての成長や繁栄の条件であるとともに、企業活動の究極の目標であると考えます。人々にとって価値のある製品や事業を通して社会に貢献することはもちろん、企業市民として一定の節度ある範囲で社会的な問題に取り組むことは、企業として重要な社会貢献であると認識しています。
2015年度は、クラレグループ社会貢献活動方針に則り、文化・学術・環境・福祉分野を中心に活動しました。

社会貢献活動実積

クラレグループ社会貢献活動方針

クラレグループは、社会の一員としての責任を果たすため、以下の方針に基づき、社会貢献活動に積極的に取り組みます。

活動のあり方
  • 社会的な課題の解決につながる活動
  • 国内外の事業拠点の地域社会に根ざした活動
  • 社員の主体的参加を重視した活動
  • 長期的に持続可能な活動
活動の領域
  • 「文化」「学術」「環境」「福祉」を重点領域とする
【文化領域への取り組みについて】

クラレグループは、初代社長の大原孫三郎が設立した公益財団法人大原美術館への支援を継続的に実施するとともに、事業所での文化活動の支援も行っています。

小学生絵画・書道コンクール 写真 小学生絵画・書道コンクール
(岡山)

岡山事業所では、2005年から「小学生絵画・書道コンクール」を毎年開催しています。本コンクールは、日頃の成果を発揮する場として定着しており、2015年度は事業所近隣の5つの小学校から多くの作品応募がありました。なお入賞作品は公民館に展示、全作品はホームページ上に掲出しています。今後も継続して取り組んでいきます。

【学術領域への取り組みについて】

2015年度は、従来の活動を継続支援することによる健全な青少年育成を目標に、各事業所での少年少女化学教室の開催、社外イベントへの参加、スポーツ大会の主催などを実施しました。

青少年のための科学の祭典 写真 青少年のための科学の祭典(鹿島)

子どもたちに化学実験を通して、化学の楽しさを知ってもらう教育活動として、小学生を対象に「少年少女化学教室」を開催しています。この取り組みは、事業所内の専門教室や、地域の小学校、公共施設などで、社員ボランティアが講師やアシスタントを務めるもので、1992年より毎年国内の各事業所で開催しています。2015年度は、各事業所で合計9回、のべ173名の方に参加いただきました。また、東京本社では夏休み子ども化学実験ショー(千代田区)へ出展、鹿島事業所ではかみすフェスタ(神栖市)、青少年のための科学の祭典( 鉾田市)へ出展し、クラレブースには約2,800名の方に訪れていただきました。今後も継続して取り組むとともに、社外のイベントにも積極的に参加します。

事業所 教室名 累計回数 累計参加人数
合計 245回 7,859名
倉敷事業所 おもしろかがく館 67回 1,799名
西条事業所 わくわく化学教室 67回 1,991名
岡山事業所 おもしろ化学教室 41回 1,323名
新潟事業所 ふしぎ実験室 51回 1,518名
鹿島事業所 おもしろ化学教室 19回 1,228名

児童テニス大会 写真 児童テニス大会

青少年育成の観点から、各事業所でスポーツ大会を開催しています。2015年度は、岡山事業所で新たに児童テニス大会を開催するなど、各事業所で主催している既存の各種スポーツ大会に加え、新たな取り組みも行っています。また、会社の保有する野球場・体育館・テニスコートを近隣の学生向けに開放し、地域スポーツの振興に努めています。今後も継続していきます。

【環境領域への取り組みについて】

2015年度は、毎年活動している森林保全や清掃ボランティアを実施することを目標に、森林保全は岡山事業所の「クラレ岡山みらいの森」、新潟事業所の「ミラバケッソの森づくり活動」を実施、全ての事業所で清掃ボランティアを行いました。今後も継続して、森林保全や清掃ボランティアに重点的に取り組みます。

クラレ岡山みらいの森の作業風景(岡山) クラレ岡山みらいの森
の作業風景(岡山)

クラレの各事業所では、自治体・NPO法人と連携して、社員ボランティアによる森林保全活動や、公園や道路の清掃、保育園の園庭の芝刈り等の活動に取り組んでいます。
2015年度は、岡山事業所で、岡山県吉備中央町と取り組んでいる「クラレ岡山みらいの森」の活動が企業による森づくり活動の例として、岡山県の小学5年生の森林環境教育の副読本に紹介されました。今後も、引き続き積極的に取り組みます。

【福祉領域への取り組みについて】

2015年度は、知的障がい者の就労支援・雇用数の維持・定着を図ることとクラレふれあい募金の実施を目標に、倉敷事業所、西条事業所、新潟事業所、鹿島事業所での知的障がい者の作業施設の運営、また各事業所でクラレふれあい募金の寄付などを実施しました。また西条事業所と新潟事業所では桜の開花時期に合わせて観桜会を開催しており、近隣の福祉施設の方に来場いただきました。今後も継続していきます。

製品ラベル貼付作業風景(倉敷) 製品ラベル貼付作業風景(倉敷)

クラレは、障がい者に雇用機会を提供することによって、その自立を支援するため、地域の福祉施設と連携して知的障がい者のための作業所を設置しています。
新潟事業所の「クラレ作業所」は、1997年に中条町(現・胎内市)と社会福祉法人七穂会「虹の家」の協力を得て、知的障がい者就労の場として開所し、生産工程で発生する端材をリサイクルするための分別や、備品の製作などを行っています。2007年には西条事業所の「ひまわり作業所」が開所、2011年には、鹿島事業所で社会福祉法人神栖啓愛園の支援により「あおぞらワークス」を開設し、倉敷事業所で作業服のクリーニング・製品のラベル貼付作業に従事している社員を含めると、4つの事業所で、合わせて12名の指導員と39名の作業員が働き、さまざまな業務に従事しています。また社員とスポーツイベントなどを通じて交流しています。今後も引き続き運営を継続し、雇用の維持・定着を図ります。

作業内容
倉敷 作業服のクリーニング、製品のラベル貼付
西条 製品のリサイクル、作業服のクリーニング
新潟 製品のリサイクル、鍋敷・エプロンの製作、作業服のクリーニング
鹿島 製品の包装袋の二重化、製品の異物選別

クラレふれあい募金によるクラレ文庫 写真 クラレふれあい募金による
クラレ文庫(西条)

クラレでは、社員の寄付金に、その同額を会社がプラスして行う寄付制度であるマッチングギフトを「クラレふれあい募金」の名称で1992年7月からスタートしました。制度に賛同する社員が月次給与100円未満の端数を積み立て、その同額を会社が拠出します。集まったお金は基金として、社会福祉に役立てるよう活用しています。
2015年度は、各事業所の近隣にある福祉施設や自治体、学校を中心に、介護用品や図書等を寄贈するなど、地域に根ざした活動を行いました。今後も引き続き、基金を社会福祉に役立てていきます。