PVB事業部

事業概況

ポリビニルブチラール(PVB)フィルムの歴史は古く、1930年代から安全合わせガラス用の中間膜として使用されていました。その優れた透明性、ガラスとの接着性、耐貫通性を生かし、現在は建築用の安全合わせガラスや自動車のフロントガラスなどに幅広く使用されています。
当社のPVBフィルム事業は、HTトロプラスト社の事業を2004年に買収したのがはじまりです。PVBフィルム<TROSIFOL>は、特に建築用途で強みを持ち、世界中で採用実績があります。また、PVBフィルムの原料となるポリビニルアルコール(PVA)樹脂で世界トップシェアを誇り、原料からの一貫生産を行っていることが特長です。
近年は新規分野として太陽電池の封止材用途へも拡大しています。

ドイツ(ケルン近郊のトロイスドルフ市)とロシア(ニジニノヴゴロド市)に生産拠点を持っており、共にISO 9001、14001、自動車用品質管理マメージメントシステム規格の認証取得をしています。販売は、日本、ドイツに加え、アメリカ、インド、中国、台湾、ウクライナに拠点を置いています。

事業沿革

1952年 ドイツ工場でPVBフィルムを商業化
1968年 離型フィルム入銘柄を世界で初めて商品化
1983年 3.21m幅のジャンボロール銘柄を生産開始
2000年 遮音銘柄を商品化
2003年 自動車用途向けVG銘柄を商品化
ロシア工場を稼働開始
2004年 HTトロプラスト社のPVBフィルム事業を買収、クラレスペシャリティーズヨーロッパ社の一部門として事業開始
太陽電池封止材用銘柄を商品化
2006年 クラレヨーロッパ社がクラレスペシャリティーズヨーロッパ社を統合
2007年 ドイツ工場で第4ライン(ジャンボロール銘柄)を操業開始
2008年 <TROSIFOL>を使用した薄膜太陽電池が太陽電池規格IEC 61215の認証をTÜVで認証取得
2009年 クラレ本社にPVB事業部を設立

生産拠点

PVBフィルム ドイツ(クラレヨーロッパ)
ロシア(クラレヨーロッパ)

課題と方針

  • 建築用途の更なる事業拡大を図り、マーケットリーダーを目指します。
  • 自動車用途と、急成長が見込まれる太陽電池用途向けに、革新的な製品と優れたサービスの提供に注力します。
  • PVA樹脂からの一貫生産体制と共に、グローバルネットワークの強化を図ります。
  • クラレグループの総合力を活かし、新規製品開発を進めます。

主要製品

主要ブランド
  • TROSIFOL® PVB FILM FOR LAMINATED SAFETY GLASS
  • 建設用PVBフィルム
  • 自動車用PVBフィルム
  • TROSIFOL® SOLAR PVB FILM FOR SOLAR MODULE ENCAPSULATION
  • 太陽電池用PVBフィルム
ウェブサイト